1980年にアデュア ヴィッラが設立したワイナリー。
彼の古くからの友人でファルネーゼの主任エノロゴ、フィリッポ・バッカラーロの協力のもと経営を続けてきましたが、ファネーゼ・グループが引き継ぎ、独自で所有しています。
- シチリアは葡萄栽培に適しており、高品質な上に量もとれます。量があれば価格を抑えられ、価格と品質のバランスを追及するには優れた土地です。
葡萄は自家畑25haからと、契約農家からの買取り葡萄を使っています。
葡萄の買取りは、収穫した葡萄の重さに対して代金を支払うのが一般的ですが、ザブではアブルッツオでファルネーゼが行っているのと同様に、区画に対して支払います。
収量が減っても収入は減らないため、選定、間引きなどを躊躇なく行うことが出来、契約農家はザブの成長を自らの誇りととらえています。
- 2010年からはパートナー契約を結んでいるサンブーカ・ディ・シチリアの生産者協同組合でワインが造られています。
スタンダードクラスは主に組合員の畑を、トップキュヴェは自社畑のものを使います。
醸造設備は、主に組合のものを使用していますが、クロスフロー・フィルターなどファルネーゼが持ち込んだものもあります。
-
ベルリナー・ワイントロフィー(2017)金賞
シチリアの豊かな大地を感じる濃密な赤
ブドウを使ったザブの最上級キュヴェ
VIGNETI ZABU
IMPARI
ヴィニエティ ザブ
インパリ
-
ベルリナー・ワイントロフィー(2017)金賞
シチリアの豊かな大地を感じる濃密な赤
ブドウを使ったザブの最上級キュヴェ
VIGNETI ZABU
IMPARI
ヴィニエティ ザブ
インパリ
ワイナリーのオーナーであるファルネーゼの主任エノロゴ・フィリッポ・バッカーロが魅せられた特別な畑のネロ・ダーヴォラを使ったザブの最上級キュヴェ「インパリ」。
名前もフィリッポが命名したもので、「incomparable=ずば抜けた、比類のない」という意味です。
高樹齢なだけでなく、すべてのテロワールが理想的です。
通常より長めのマセラシオンを行い、フレンチオークのバリックの(新樽70%、1年樽30%)で20ヶ月熟成。
マロラクティック発酵も樽で行います。ブレンドして瓶詰めした後、出荷前に18ヶ月以上瓶熟させます。
濃いルビーレッド、スパイスの香りとブラックカラントやブルーベリー、そしてラズベリーのような赤い果実のアロマがあります。
しっかりとした骨格、タンニンはおだやかで、持続性があります。
シチリアの豊かな大地を感じる濃厚濃密な赤です。
■ビベンダ2018/4房(VT2013)
■ムンダス・ヴィニ2017/銀メダル
■ルカ・マローニ・ベストワイン年鑑2019/96点
■ベルリナー・ワイントロフィー2017/金賞