ドイツ黄金地帯として知られる最高級ドイツワイン産地ラインガウ地方でワイン造りを行うプリンツ。
オーナーのフレッド・プリンツ氏は1991年より趣味でワイン造りを行いながら、州営ラインガウ醸造所の醸造責任者を努めていました。
しかし趣味で造っていたプライベートワインの評判がドイツで広まり、2004年に州営ラインガウ醸造所を退職し自身のワイン造りに専念。
現在では州営ラインガウ醸造所のワインの質を上回る程で、多くのドイツワインファンを驚かせる高品質ワインを造り出しています。
すべては畑で良いプドウを造るため「畑仕事を全て手作業に変えた」と語るフレッド氏。
2009年からは農薬は禁止し、ウイキョウやオレンジのオイル、ベーキングパウダー、海草を畑にまくことで木に免疫力をつける等、正式にビオ農法を採用したブドウ栽培を行っています。
また2005年にはVDP(ドイツ優良ワイン生産者協会)メンバーにも選出され、今やプリンツは高品質ドイツワインの造り手として多くの注目を集めています。
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ドイツ最高格付けの畑から
有機栽培の葡萄を使用した
辛口リースリングの傑作
PRINZ
DOOSBERG Riesling
Grosses Gewachs
プリンツ
ドースベルク リースリング
グローセス ゲヴェックス
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ドイツ最高格付けの畑から
有機栽培の葡萄を使用した
辛口リースリングの傑作
PRINZ
DOOSBERG Riesling
Grosses Gewachs
プリンツ
ドースベルク リースリング
グローセス ゲヴェックス
プリンツ・ドースベルク・リースリング・グローセス・ゲヴェックスは、VDPの最高格付けの畑であるドースベルクの葡萄から造られた、辛口リースリングの傑作です。
プリンツは複数区画に分かれた合計0.5haの畑を持っており、このワインには、そこで育つ樹齢30年以上の葡萄が使われています。
畑は標高110〜130m、斜度が5%~10%で南から南西向きに位置し、土壌はレス(黄土)を含むローム質に一部堆積土を含みます。
ここはつねに風が吹いおり、秋の収穫時期に雨が降ったり、霧が出たりしても、風が湿気を乾かし病気から葡萄を守ってくれるという利点があります。
有機栽培のビオディナミ農法を採用し、殺虫剤、除草剤は一切使用しません。
葡萄は収穫後、足で踏むという非常に伝統的な方法で圧搾し、24時間ほどスキンコンタクトを行います。
発酵、熟成ともにステンレスタンクを使用し、発酵は自分達の畑の葡萄についている天然酵母で行い、約12ヶ月熟成させます。
熟したアプリコットの香り、口に含むと涼しく繊細な印象が広がります。
今飲んでも素晴らしいですが、少し熟成させると更にそのポテンシャルが発揮される、辛口リースリングの最高傑作の一つと呼べるワインです。