メリーニ社の特筆すべき功績は、キアンティ地方に初めて単一畑(クリュ)の概念を持ち込み、実践したことです。
それによって、全キアンティ・クラッシコの現在の名声の基礎が作られました。
また1860年、ラボレル・メリーニはガラス職人のパオロ・カッライと協力して、コルクの圧力に負けないようネック部を補強し、輸送に耐えられるようワラで巻いた特殊なガラス瓶を作り出しました。
こうして外国への輸出が初めて可能になったのです。「フィアスコ・ボトル」(こもかぶり瓶)として世界中で知られる、キアンティ特有のボトルはこのメリーニ社で生まれたのです。

- 現在170ヘクタールの自社畑をもち、年間700万本の生産力をもつメリーニ社。
GIV(グルッポ・イタリアーノ・ヴィーニ)に属し、安定した資本力をもって今も常に技術革新に取り組んでいます。
「高品質ワインを少量造るのはさして難しいことではない。高品質なものを安定供給させることのほうがよほど困難である」それを実現させているのが、キアンティのメリーニなのです。

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伝統的手法と現代技術の組み合わせ
フレッシュで甘酸っぱい果実味
しっかりとした旨みのある個性的な1本
FATTORIE MELINI
LILIUM ROSSO DI TOSCANA
GOVERNO
ファットリエ メリーニ
リリウム ロッソ ディ トスカーナ
ゴヴェルノ
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伝統的手法と現代技術の組み合わせ
フレッシュで甘酸っぱい果実味
しっかりとした旨みのある個性的な1本
FATTORIE MELINI
LILIUM ROSSO DI TOSCANA
GOVERNO
ファットリエ メリーニ
リリウム ロッソ ディ トスカーナ
ゴヴェルノ
ブドウを一部陰干しし、発酵したワインに加えてゆっくりと再発酵させるというトスカーナの伝統的な手法「ゴヴェルノ製法」で造られる赤ワイン。
糖度を高めるために一部のブドウを陰干しします。残りのブドウはフレッシュなうちに破砕して発酵させ、そこに陰干しブドウを加えてゆっくりと再発酵。ゴヴェルノ・トスカーノという伝統的な手法と完璧な温度管理、現代的な醸造技術によって、しっかりとしたストラクチャーがあり、個性的なワインに仕上がっています。

マラスカチェリーやラズベリーなどの熟したフルーツに、アイリスやスミレのフローラルさも感じる複雑な香り。しっかりとしたボディがあり、なめらかでフルーティ。
バランスよくまとまっており、フレッシュで甘酸っぱい果実味が広がる心地良いワインです。