名もない荒地に過ぎなかったトスカーナ・サルテアーノの地を、世界レベルへと一躍有名にしたテヌータ・ディ・トリノーロ。
1980年頃にこの地を訪れ、「今では見ることのない100年以上前のトスカーナの田舎を感じた」と語る、オーナーのアンドレア・フランケッティ氏が独自で設立したワイナリーです。
2.5haの畑から始まったワイン造りは独学で開始。
ボルドーのシュヴァル・ブランやヴァランドローといった名立たる生産者の友人から知識を学び、栽培ではフランスの経験豊かな専門チームを呼び寄せる等、ワイン造りの技術を磨いていきました。
現在では葉の色を見るだけでブドウが今どんな状態か分かる程で、自然と一体となった生活を営みつつ、独自のワインの世界観を発揮し、いつしかイタリアワイン界を代表する存在となっています。
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テヌータ ディ トリノーロが造る
カベルネフラン100%の単一畑
1.5ha、標高600m
凝縮度が高く、骨格のしっかりしたワイン
Tenuta di Trinoro
Campo di Camagi
テヌータ ディ トリノーロ
カンポ ディ カマージ
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テヌータ ディ トリノーロが造る
カベルネフラン100%の単一畑
1.5ha、標高600m
凝縮度が高く、骨格のしっかりしたワイン
Tenuta di Trinoro
Campo di Camagi
テヌータ ディ トリノーロ
カンポ ディ カマージ
テヌータ ディ トリノーロを代表する品種、カベルネ フラン。アンドレア フランケッティ氏はこの品種の樹齢が10年を越えたあたりから、ワインに各畑の個性が顕著に現れ始めることに気が付きます。それは、ブドウの樹が土地や環境に慣れ、根も深く土中に入り込み、土壌の成分がブドウへ影響し、それらがワインのキャラクターへと反映されるからなのです。
フランケッティ氏は各畑の持つ非常に魅力的なこの個性を表現するべく、カンポシリーズを造りました。
広さ約1.5HAの畑、「カマージ」。石灰と石英を含み痩せた土地の為、ブドウの根がしっかりしています。標高は600Mあり最も凝縮度の高いワインとなります。