ヴェレノージは、イタリアのマルケ州最南端のアスコッリ ピチェーノで注目を集める生産者です。
父の自家用のワイン造りを小さい頃から手伝っていたエルコレが、抑えきれない情熱と共に始めた当初は6haだった葡萄畑は、現在では172haとなりました。
東はアドリア海、西はアペニン山脈に挟まれた地理的条件が、葡萄栽培に理想的な環境をもたらしており、赤はサンジョヴェーゼとモンテプルチャーノのブレンド、白はペコリーノ、パッセリーナの地葡萄品種を栽培しています。
収穫量を抑え、スタンダードから上のクラスまで、すべてにおいて高品質であることをかけています。
また郷土愛にあふれ、品種の個性が際立っていることもあって土着品種にこだわっており、輸出比率は70%となっています。
- 2002年から、トスカーナ出身のトップエノロゴ、アッティリオ・パリをコンサルタントに迎えました。
ロバート・パーカーJr.は「ワインアドヴォケイト152」で、アッティリオ・パリの参加について『マルケ南部のリーダー的生産者となりつつあることを確信している。』と書いています。
エルコレのワインはすでに国内外で高く評価され、ほとんどのイタリアワインが集う展示会ヴィニタリィの品評会や、その他国内外の品評会でも毎年のように受賞しています。
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サクラ・アワードでWゴールド受賞 (VT2009)
品種ごとに異なる樽で熟成させブレンド
凝縮した果実味と樽香が魅力的な赤
VELENOSI
LUDI
ヴェレノージ
ルディ
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サクラ・アワードでWゴールド受賞 (VT2009)
品種ごとに異なる樽で熟成させブレンド
凝縮した果実味と樽香が魅力的な赤
VELENOSI
LUDI
ヴェレノージ
ルディ
標高200~270m,のアスコリ・ピチェーノ地方に近い、斜面にある畑で栽培したブドウを使用して造るヴェレノージ・ルディ。
ワイン名の「ルディ」とは、ラテン語で「ゲーム、チャレンジ」の意味で、もともと冗談半分で500本ルディを造ったことから付けられました。
現在ではその高い品質から、専門家の高評価を受け、入手困難になりつつあるワインです。
ブドウは丁寧に手摘みで収穫し、柔らかくプレスした後、約30日間発酵。
熟成はオークの新樽100%(バリックと大樽)を使用し、品種毎に別々に24ヶ月の熟成後、さらに6ヶ月の瓶内熟成を経てリリースされます。
また2006年より樽にこだわり、メルローとカベルネにはライトローストの樽を、モンテプルチアーノはミディアムローストの樽を使用しています。
濃いルビーレッド。
魅惑的でスパイシー、熟した果実の香りがオーク樽の香りと重なり合い、ボリューム感をたっぷり感じられます。
しっかりとした骨格があるため、さらなる熟成が期待できる赤ワインです。
■サクラ・アワード
/ダブルゴールド受賞(VT2009)
■ルカ・マローニ
ベストワイン年鑑2014
/98点獲得(VT2010)