ラベルにも描かれているジロンド河の風景を見晴らす美しい館を持つシャトー・デュクリュ・ボーカイユ。
もともとボーカイユという名でシャトーを運営していましたが、1795年にベルトラン・デュクリュ氏がシャトーを買い取り、品質の向上に努め、1855年のメドック格付け時には第2級の地位を手にしました。
その際にシャトーへの多大な貢献からデュクリュ氏の名を冠した、デュクリュ・ボーカイユへ変更されています。
ブドウは全て手摘みで収穫し、状態の悪いブドウと健全なブドウを触れさせないため、畑の中で厳格な選果を行っています。
デュクリュ・ボーカイユが造りだすワインは、メドック格付け第2級ながら、「最も1級に近い存在」として、昔から多くの人々に愛され続けています。

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格付け第2級セカンド
2018年、2019年に続いて
グレートヴィンテージに仕上がった
輝かしい3部作のひとつVT2020
LA CROIX DUCRU BEAUCAILLOU
ラ クロワ デュクリュ ボーカイユ
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格付け第2級セカンド
2018年、2019年に続いて
グレートヴィンテージに仕上がった
輝かしい3部作のひとつVT2020
LA CROIX DUCRU BEAUCAILLOU
ラ クロワ デュクリュ ボーカイユ
ラ・クロワ・デュクリュ・ボーカイユは、シャトー・デュクリュ・ボーカイユが手掛けるセカンドワイン。
2003年からは、明確に区分けされた単一畑でのブドウを使用し、ファーストワインとほとんど同じ工程を経て造られています。
ファーストワインより熟成が早いので、格付け2級のスタイルを若いうちから楽しめる優れたワインです。
2020年は、2018年と2019年に続いてグレートヴィンテージに仕上がった輝かしい3部作の1つとなりました。
穏やかな冬の結果、芽吹きが早まり5月には開花と結実を迎えました。
夏は熱波が到来し6月中旬から55日間に渡り雨が降らず干ばつの期間が続きましたが、8月15日から理想的な雨に恵まれブドウが最適な成熟を得ることが出来ました。

深みのある綺麗なルビー色。
ブラックベリーやプラムの果実香にバラやスミレなどのフローラル香、リコリス、月桂樹の葉などのニュアンスも重なる香り高いアロマ。
凝縮された果実味と伸びやかな酸が広がり、しっかりとしたタンニンが骨格を形成しており、しなやかで肉付きが良い仕上がりです。

■ジェームズ・サックリング/95点獲得(VT2020)
■ワインアドヴォケイト/91点獲得(VT2020)