1855年のパリ万博で、グラン・クリュ第1級の第1位にランクされたのがシャトー・ラフィットでした。
それ以来、新しい格付けの試みも幾度か行われはしたものの、《シャトー ラフィット・ロートシルト》の王座は一度として揺らいだことはありません。
世界最高峰の赤ワインの産地として知られるボルドーの「5大シャトー」の筆頭として、変わらず名声を博しています。
17世紀ラフィット、ラトゥール、カロン・セギュールなどの広大な農園を相続したセギュール侯爵は、ワインの生産技術の改良に力を注ぎ「葡萄園の王子」とあだ名されるようになります。
その味は18世紀のヴェルサイユでも大変な話題であり、ルイ15世が嗜む王のワインとして誰もが欲するステータスシンボルのような存在となっていました。
ルイ15世の寵妃ポンパドール夫人の晩餐会にも供され、後の寵姫バリー夫人も王のワイン以外は飲まないと語ったほどだったのです。
- ラフィットは幾多の変遷を経て、1868年よりロスチャイルド家が所有者となりました。
シャトーの歴史と伝統に甘んじることなく、今なお素晴らしいワイン造りのための研究が続けられ、葡萄園とそのワインにさらに磨きをかけ続けています。
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格付け第1級
優美で繊細なボディと芳醇な味わい
恵まれたテロワールが生み出した
奇跡的なヴィンテージ2017年
CHATEAU LAFITE ROTHSCHILD
シャトー ラフィット ロートシルト
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格付け第1級
優美で繊細なボディと芳醇な味わい
恵まれたテロワールが生み出した
奇跡的なヴィンテージ2017年
CHATEAU LAFITE ROTHSCHILD
シャトー ラフィット ロートシルト
メドック格付け第1級筆頭、ボルドーの真髄を極めた究極のエレガンスを体現するシャトー・ラフィット・ロートシルト。
圧倒的な熟成ポテンシャルを秘めている世界最高峰の赤ワインです。
2017年は春に激しい霜による被害がボルドー全域を襲いました。
しかしラフィットのブドウ畑は奇跡的にその被害を免れました。
6月の大雨の後、夏の気温は平均を下回り9月中旬の収穫まで着実に生育し凝縮感あふれるブドウが実りました。
優に10年は持つべきと言われるラフィット、長期熟成を遂げたその姿はボルドーの真髄ともいえる究極のエレガンスを体現しています。
プラムやブラックカラント、ミント、シーダー、タバコの葉を感じる複雑なアロマ。
しっかりと融和し熟したタンニン、果実味や酸がフレッシュで活気に満ち溢れ、洗練された長い余韻が堪能できます。
優美で繊細、そして芳醇な味わいは、まさにメドック1級の風格。
■ジェームズ・サックリング
/98点獲得(VT2017)
■ワインアドヴォケイト誌
パーカーポイント
/97点獲得(VT2017)
■デキャンター誌
/97点獲得(VT2017)