1855年のパリ万博で、グラン・クリュ第1級の第1位にランクされたのがシャトー・ラフィットでした。
それ以来、新しい格付けの試みも幾度か行われはしたものの、《シャトー ラフィット・ロートシルト》の王座は一度として揺らいだことはありません。
世界最高峰の赤ワインの産地として知られるボルドーの「5大シャトー」の筆頭として、変わらず名声を博しています。
17世紀ラフィット、ラトゥール、カロン・セギュールなどの広大な農園を相続したセギュール侯爵は、ワインの生産技術の改良に力を注ぎ「葡萄園の王子」とあだ名されるようになります。
その味は18世紀のヴェルサイユでも大変な話題であり、ルイ15世が嗜む王のワインとして誰もが欲するステータスシンボルのような存在となっていました。
ルイ15世の寵妃ポンパドール夫人の晩餐会にも供され、後の寵姫バリー夫人も王のワイン以外は飲まないと語ったほどだったのです。

- ラフィットは幾多の変遷を経て、1868年よりロスチャイルド家が所有者となりました。
シャトーの歴史と伝統に甘んじることなく、今なお素晴らしいワイン造りのための研究が続けられ、葡萄園とそのワインにさらに磨きをかけ続けています。

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格付け第1級
2つのワイン評価誌で100点獲得
ボルドーの真髄を極めたエレガンス
好天に恵まれたヴィンテージ2018
CHATEAU LAFITE ROTHSCHILD
シャトー ラフィット ロートシルト
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格付け第1級
2つのワイン評価誌で100点獲得
ボルドーの真髄を極めたエレガンス
好天に恵まれたヴィンテージ2018
CHATEAU LAFITE ROTHSCHILD
シャトー ラフィット ロートシルト
メドック格付け第1級筆頭、ボルドーの真髄を極めた究極のエレガンスを体現するシャトー・ラフィット・ロートシルト。
圧倒的な熟成ポテンシャルを秘めている世界最高峰の赤ワインです。
2018年は春の長雨に始まり、夏から収穫期にかけては温暖な気候と好天に恵まれ凝縮度の高いブドウが育ち、品質の優れたグレートヴィンテージとなりました。
また、2018年はロートシルト家の所有150周年を祝した特別ボトルとなっており、左下の女性二人が見上げている先に、イラストレーターであるエリザベス・ブラックアダー夫人による気球が描かれています。
ボトルに赤字で書かれたCLはローマ数字で150を意味しています。

紫がかった美しいガーネットの色調。
熟したプラムやブラックチェリーなど黒果実のアロマに溢れ、ダークチョコ、リコリス、杉などのニュアンスが溶け込んだ複雑な香り。
凝縮感のある果実味にシルキーで豊富なタンニンと上質な酸が見事に融合した重厚な味わいです。

■ワインアドヴォケイト誌/100点獲得(VT2018)
■ワインエンスージアスト誌/100点獲得(VT2018)
■ジェームズ・サックリング/99点獲得(VT2018)