サンジュリアン村にある有名な3つのレオヴィルの1つがシャトー・レオヴィル・ラス・カーズです。
元々1つのシャトーだったものが分割され、当時の所有者の名前に因みシャトー名が付けられました。
主要な畑は有名な1級シャトー・ラトゥールに隣接する好立地で、ジロンド川によって運ばれた砂利が多く堆積しているため、非常に水はけが良く、最良のブドウを生み出します。
ラス・カーズは、常に「1級並み、時には1級を凌ぐ品質をもつ2級」という意味の「スーパーセカンド」の筆頭とされており、サンジュリアンの王と謳われ高い評価を受けています。
また、「ボルドーの1855年の格付けが見直される事があるならば、デュクリュ・ボーカイユのようにラス・カーズは第1級への昇格が熱心に支持されることだろう」と、ロバート・パーカー氏が称賛しています。

- ラス・カーズの畑にはレオヴィル・ラス・カーズのシンボルとなっているライオンが座った有名な門があります。
このライオンはラベルにもデザインされており、ワイン通の方にはお馴染みとなっています。

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格付け第2級
ジェームズ・サックリング95点(VT2020)
サン・ジュリアンのテロワールを表現
濃厚な果実味と奥行きのある味わい
CLOS DU MARQUIS
クロ デュ マルキ
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格付け第2級
ジェームズ・サックリング95点(VT2020)
サン・ジュリアンのテロワールを表現
濃厚な果実味と奥行きのある味わい
CLOS DU MARQUIS
クロ デュ マルキ
クロ・デュ・マルキは、サン・ジュリアンの王として名高いシャトー・レオヴィル・ラス・カーズが特定の区画から造るワインです。
元々はセカンドポジションを担ってきたクロ・デュ・マルキですが、2007年よりレオヴィル・ラス・カーズが真のセカンドワインとしてル・プティ・リオンを生産。
それにより現在はセカンドラベルから離れ、他の格付けシャトーと肩を並べるほどの品質を誇るサン・ジュリアンの正式なワインとしてリリースされています。
ファーストラベルが独特なスタイルを追求したワインであるのに対し、クロ・デュ・マルキはそのスタイルを継承しつつ、サン・ジュリアンのテロワールを前面に押し出したワインに仕上がっています。

ブラックベリーやチェリーの華やかな香りがグラスから溢れ出し、オレンジの皮、天草、エスプレッソを思わせるニュアンスが重なります。
香り豊かで凝縮された黒系果実にきめ細やかなタンニンが融合した、濃厚な果実味と奥行きのある味わいを兼ね備えたワイン。

■ジェームズ・サックリング/95点獲得(VT2020)
■ワインアドヴォケイト/93点獲得(VT2020)