クリストフ シュヴォー モレ サン ドニ 2021 750ml

クリストフ・シュヴォーは、ベルナール・シュヴォー氏によって設立された家族経営のドメーヌです。
彼は、1962年から30年間、DRC（ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ）社の正社員として栽培・醸造の両面で同社の礎を築いてきた人物。定年後も1998年まで契約社員として勤務し、その期間中に彼から学んだアンリ・オーディフレッド氏（1993年DRC入社、後にロマネ・コンティとラ・ターシュの栽培を担当）は「特に畑仕事に関しては神様のような人でした。」と語ります。
ベルナール氏はDRC社勤務の傍ら、1966年にヴォーヌ・ロマネ村に小さなドメーヌを拓き、休日や夜間に細々とワイン造りを続けていました。1992年、24歳になった四男のクリストフ氏が、設立3年目を迎えていた「プリューレ・ロック」のオーナー、アンリ・フレデリック・ロック氏の元へ修行に行き、10年後の2001年、実家のドメーヌを継承しました。ちなみベルナール氏の妻は元DRC社員、クリストフ氏の兄3人は現役のDRC社員という、DRCとの関わりの深い家族です。

グラン・クリュでもプルミエ・クリュでもないクリストフ・シュヴォーの村名畑は、まるでDRCの畑のごとく深々と耕され、土はふっくらと空気を取り込んでいます。リュット・レゾネ（減薬農法）を採用し、除草剤も殺虫剤も使用しません。
天然酵母のみで発酵を行い、SO2の使用は必要最低限。1本1本心をこめて手作業で瓶詰めを行なっています。
父ベルナール氏のDRCにおける栽培と醸造、プリューレ・ロックで携わった栽培と醸造のノウハウを注ぎ「優しくしなやかな」ワインを造っています。

ワインは、ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュという、コート・ド・ニュイ主要村の村名フルラインナップを手掛けています。
生産量が少ないため、ほとんどはフランスのレストランや、ヨーロッパ（フランス、ドイツ、スイス、オランダ、ベルギー）のワイン愛好家により即座に完売。ガイド誌などには一切出てこない大変稀少なワインです。

古樹由来の果実の複雑な味わい
ミネラル感を引き出したスタイル
年間生産1000本の貴重な村名ワイン
Christophe Chevaux
Morey Saint Denis
クリストフ シュヴォー
モレ サン ドニ

古樹由来の果実の複雑な味わい
ミネラル感を引き出したスタイル
年間生産1000本の貴重な村名ワイン
Christophe Chevaux
Morey Saint Denis
クリストフ シュヴォー
モレ サン ドニ

クリストフ・シュヴォー・モレ・サン・ドニは、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティとブリューレ・ロックで携わった栽培と醸造のノウハウを注いで造られた村名ワイン。
モレ・サン・ドニ村にあるル・クレという僅か0.17haの区画から、樹齢平均40～70年の古樹のピノ・ノワールを使用しています。
除草剤や殺虫剤は一切使用しない厳格なリュット・レゾネでブドウを栽培。古樽（1～3回使用）を用いて15～16ヶ月間熟成されます。
古樹由来の果実の複雑な味わいやミネラル感を引き出したスタイルが特徴で、年間生産本数は約1000本と少ない貴重なワインです。

ラズベリーやクランベリーの豊かな香りに、ほのかなクローヴのニュアンスが感じられます。
赤系果実とスパイスの風味にしなやかな酸が全体のバランスを整え、古樹由来の豊かな果実の風味が丁寧に表現されています。