バローロ改革で名高いワイン商マルコ・デ・グラツィア、セバスティアン・デ・グラツィアの両氏が惚れ込んで自ら購入した畑。
屈指のテロワールを持つと言われるシチリアの中でも最高の土地を求めた結果、このカターニャ県に属するエトナ火山の北方 斜面に位置する畑に出会い、ワイナリーが造られました。
この場所はフィロキセラ(葡萄根油虫)に犯されていない、非常に樹齢の高いブドウの樹を見つけることの出来る唯一の土地でもありました。
- TERRE NERE(テッレ・ネーレ)とは『黒い土壌』という意味であり、岩石のごろごろした火山灰土壌で黒いことから命名されました。
エトナ山の50万年以上に渡る噴火活動の結果、非常に多様で特殊な土壌を得たこの一帯は、ブルゴーニュ地方のそれに良く似て、畑による特徴の違いが顕著であり、それぞれの『クリュ』を語ることが出来ます。
パワフルで筋肉質のワインが多い他地域のシチリアワインと比較してもエトナ周辺は素晴らしいフィネスを持ったワインを産出できるのです。
2000年以上もの歴史を持つ重要なワイン生産地エトナで、デ・グラツィア兄弟はそのテロワールを最大限に生かしたワイン造りを目指しています。
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ジェームスサックリング97点(VT2017)
凝縮感があり、調和が取れている
エレガントな味わいが長く続く赤
TERRE NERE
ETNA ROSSO DOC Prephylloxera
テッレ ネーレ
エトナ ロッソ プレフィロキセラ
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ジェームスサックリング97点(VT2017)
凝縮感があり、調和が取れている
エレガントな味わいが長く続く赤
TERRE NERE
ETNA ROSSO DOC Prephylloxera
テッレ ネーレ
エトナ ロッソ プレフィロキセラ
エトナ火山の北斜面の海抜650mカルデラーラ地区に位置する火山性土壌のプレフィロキセラの畑の1870年に植樹された樹齢150年のブドウから造られています。
ネレッロ・マスカレーゼとネレッロ・カプッチョをブレンドするエトナの伝統に則ったワインです。
マホガニー色を帯びた濃縮感のあるルビーレッド色。
野生の花々や赤い実の果実、スパイスを感じさせる複雑な香り。
凝縮感があると同時に調和が取れていて、エレガントな味わいがいつまでも続きます。
深さとエレガンスを兼ね備えたワイン。
■ジェームスサックリング/97点(VT2017)