バローロ改革で名高いワイン商マルコ・デ・グラツィア、セバスティアン・デ・グラツィアの両氏が惚れ込んで自ら購入した畑。
屈指のテロワールを持つと言われるシチリアの中でも最高の土地を求めた結果、このカターニャ県に属するエトナ火山の北方 斜面に位置する畑に出会い、ワイナリーが造られました。
この場所はフィロキセラ(葡萄根油虫)に犯されていない、非常に樹齢の高いブドウの樹を見つけることの出来る唯一の土地でもありました。
- TERRE NERE(テッレ・ネーレ)とは『黒い土壌』という意味であり、岩石のごろごろした火山灰土壌で黒いことから命名されました。
エトナ山の50万年以上に渡る噴火活動の結果、非常に多様で特殊な土壌を得たこの一帯は、ブルゴーニュ地方のそれに良く似て、畑による特徴の違いが顕著であり、それぞれの『クリュ』を語ることが出来ます。
パワフルで筋肉質のワインが多い他地域のシチリアワインと比較してもエトナ周辺は素晴らしいフィネスを持ったワインを産出できるのです。
2000年以上もの歴史を持つ重要なワイン生産地エトナで、デ・グラツィア兄弟はそのテロワールを最大限に生かしたワイン造りを目指しています。
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果実やスパイスの華やかな香り
エレガントでフレッシュな味わい
ブルゴーニュスタイルの赤
TERRE NERE
ETNA ROSSO DOC Calderara Sottana
テッレ ネーレ
エトナ ロッソ カルデラーラ ソッターナ
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果実やスパイスの華やかな香り
エレガントでフレッシュな味わい
ブルゴーニュスタイルの赤
TERRE NERE
ETNA ROSSO DOC Calderara Sottana
テッレ ネーレ
エトナ ロッソ カルデラーラ ソッターナ
海抜600~650mに位置する黒い軽石や火山岩の入り混じる火山灰土壌で、グアルディオーラよりやや岩石の量が多いカルデラーラ・ソッターナの畑の2種のブドウから造られたワインです。
両品種とも1957、1967年に植樹された平均樹齢40~50年のものになります。
濃いルビーレッド色。
熟した果実やスパイスを伴う、リッで華やかなブーケを感じます。
ミネラルも感じられ、素晴らしいタンニンを持ったフルボディのブルゴーニュスタイル。
エレガントかつフレッシュな味わいのワインです。