バローロ改革で名高いワイン商マルコ・デ・グラツィア、セバスティアン・デ・グラツィアの両氏が惚れ込んで自ら購入した畑。
屈指のテロワールを持つと言われるシチリアの中でも最高の土地を求めた結果、このカターニャ県に属するエトナ火山の北方 斜面に位置する畑に出会い、ワイナリーが造られました。
この場所はフィロキセラ(葡萄根油虫)に犯されていない、非常に樹齢の高いブドウの樹を見つけることの出来る唯一の土地でもありました。
- TERRE NERE(テッレ・ネーレ)とは『黒い土壌』という意味であり、岩石のごろごろした火山灰土壌で黒いことから命名されました。
エトナ山の50万年以上に渡る噴火活動の結果、非常に多様で特殊な土壌を得たこの一帯は、ブルゴーニュ地方のそれに良く似て、畑による特徴の違いが顕著であり、それぞれの『クリュ』を語ることが出来ます。
パワフルで筋肉質のワインが多い他地域のシチリアワインと比較してもエトナ周辺は素晴らしいフィネスを持ったワインを産出できるのです。
2000年以上もの歴史を持つ重要なワイン生産地エトナで、デ・グラツィア兄弟はそのテロワールを最大限に生かしたワイン造りを目指しています。
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凝縮感と複雑味を併せ持った香り
滑らかな口当たりと芳醇な味わい
余韻が心地よいエトナの赤ワイン
TERRE NERE
ETNA ROSSO DOC Santo Spirito
テッレ ネーレ
エトナ ロッソ サント スピリト
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凝縮感と複雑味を併せ持った香り
滑らかな口当たりと芳醇な味わい
余韻が心地よいエトナの赤ワイン
TERRE NERE
ETNA ROSSO DOC Santo Spirito
テッレ ネーレ
エトナ ロッソ サント スピリト
エトナ火山の北斜面、海抜700~750mの火山灰土壌のサント・スピリト畑のネレッロ・マスカレーゼとネレッロ・カップッチョで造られるワインです。
両品種とも、1913年と1973年植樹された平均樹齢40~100年のブドウです。
濃縮感のあるルビーレッド色。
非常にフローラルで凝縮感と複雑味を併せ持った、まろやかな香りです。
口当たりは滑らかで芳醇な味わいは心地よい余韻となります。