シャトーが位置するのはサン・テステフの南端。古い言葉で"砂利の丘"を意味する「コス」という丘の上で、ポイヤックの北境にある、格付け第一級シャトー・ラフィット・ロスチャイルドを見下ろす絶好の立地にあり、ジャン・ギョーム・プラッツが指揮をとっています。
オリエンタル風のシャトーは、かつての園主がインドやアラビア方面を訪れてワインを販売していたころに、その印象強さから建てられたもので、第二次世界大戦中に一度破壊されてしまったが、戦後復旧されました。
- メドックの中でも高い比率でメルローを使うシャトーで、若いうちからまろやかに美味しいが長期熟成も可能な、美味しさの寿命が長いワインを生産しています。
品質も名声もメドックの2級シャトーの中で筆頭格。
メドックの格付けが再度行われれば、1級へ昇格するとの声が高いシャトーです。
-
格付け第2級セカンド
ジェームズ・サックリング95点獲得(VT2018)
緻密度の高さと味わいの深み
しなやかさを受け継いだ秀逸なワイン
LES PAGODES DE COS
レ パゴド ド コス
-
格付け第2級セカンド
ジェームズ・サックリング95点獲得(VT2018)
緻密度の高さと味わいの深み
しなやかさを受け継いだ秀逸なワイン
LES PAGODES DE COS
レ パゴド ド コス
格付け第1級シャトーに迫る名門と名高い、第2級シャトー・コス・デストゥルネルが造るセカンドラベル「レ・パゴド・ド・コス」。
セカンドに用いられるブドウは、コス・デストゥルネルと同じテロワールかつ、同様の注意深い配慮を以って育てられた樹齢平均35年のブドウを使用して仕立てられます。
ファーストよりは軽めですが、緻密度の高さ、味わいの深みとしなやかさは、はっきりと受け継いでいます。
カベルネ・ソーヴィニヨン由来の黒系果実に加え、スパイスやチーズを思わせる個性的ながアロマが特徴。上質なサン・テステフに共通した味わいが楽しめます。
黒系果実にスミレのような紫色の花、杉やナツメグ、焙煎したコーヒー豆を想わせるニュアンスを感じる複雑なアロマ。
タンニン分が豊富でありながらビロードの様なとても滑らかな質感を備えた、果実味と酸味のバランスが心地よい秀逸なワイン。
■ジェームズ・サックリング/95点獲得(VT2018)