アジィエンダ・アグリコーラ・セルヴァグロッサは、ミシュラン3ツ星レストラン「エノテカ・ピンキオーリ」の元トップ・ソムリエと、料理人のアルベルト兄弟がイタリアのマルケ州で手掛けるワイナリー。ワイナリーがある土地は深い森(SelvaGrossa)だった事がワイナリーの名前に由来します。
弟のアルベルト・タッディ氏は21歳の時にソムリエ資格を取得。その後、世界的に有名なミシュラン3ツ星レストラン「エノテカ・ピンキオーリ・フィレンツェ」で就業。同時に働きながらフィレンツェ大学の醸造科でも醸造学を習得しました。3歳年上の兄アレッサンドロは料理学校を卒業してレストランで働き、料理業界からワイン造りの道へ進みました。
- 地元ではサンジョヴェーゼ種が主流のブドウ品種ですが、セルヴァグロッサではカベルネ・フラン種、メルロー種にも挑戦し、品種の個性を引き出したワイン造りを実践。
世界で最も偉大なワインストックがあるとされているエエノテカ・ピンキオーリにもセルヴァグロッサのワインがオンリストされており、高い品質を誇るワインは世界のワイン愛好家を魅了しています。
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カベルネ フラン100%使用
生産者の挑戦から生まれた赤
豊かな果実味、繊細な酸が特徴
Azienda Agricola Selvagrossa
Poveriano
アジィエンダ アグリコーラ セルヴァグロッサ
ポヴェリアーノ
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カベルネ フラン100%使用
生産者の挑戦から生まれた赤
豊かな果実味、繊細な酸が特徴
Azienda Agricola Selvagrossa
Poveriano
アジィエンダ アグリコーラ セルヴァグロッサ
ポヴェリアーノ
シュヴァル ブランに憧れた、ワイナリーのオーナー、アルベルト氏の挑戦の1本。現在カベルネ フラン畑のある場所ですが、古い地図に、ポヴェリアーノ(Poveriano)といわれる小道があったところから命名しました。
始めはメルロー種とカベルネ フラン種を50%ずつのワインを作ろうとしていましたが、ブドウが出来るとカベルネ フラン種の品質が格段に高かったことから100%カベルネ フラン種にてポヴェリアーノを造ることにしました。
カベルネ フラン種は日照量や気温が大きく影響する、難しい品種。
ですが、セルヴァグロッサの畑は日中しっかり暑く、夜は海の影響もあり気温が低くなるので、カベルネ フラン種の特徴的な香りが際立ちやすく、ブドウも成熟させる事ができています。
カベルネ フランの特徴が見事に表現された、素晴らしいクオリティのワインです。
カシスやタバコ、ムスク等の上品な香り。カカオやバニラの魅力的なアロマ。滑らか舌触りで豊かな果実味の膨らみ。キメ細かいタンニンにチョコレートのニュアンス。上品な酸の余韻。