トスカーナ州フィレンツェの南東、アレッツォ近くのモンテ・サン・サヴィーノに位置する海抜300~350mの丘に構えるワイナリー「サン・ルチアーノ」。
ツィアントーニ家が家族総出で経営するこの小さな蔵は、兄のマルコがブドウの栽培を担当、弟のステファノが醸造を担当しています。
彼らがワインの品質向上にかける意気込み、こだわりは相当なもの。
徹底した畑仕事と醸造まで細部にわたる丁寧な管理でブドウ本来の香りを最大限に引き出し、厳選したブドウを使用したワインのみをボトリングし、残りは全てバルクで販売するという徹底したワイン造り。
造るワインの多くが地元の人の量り売りで消費されており、そのコストパフォーマンスの高さから他のワイナリーが購入に訪れた事もあります。
- 現在では醸造責任者として、ガンベロ・ロッソで6回もの最高評価スリーグラスを獲得したファブリツィオ・チウフォーリ氏を招いて、高品質でコストパフォーマンスに優れたワイン造りを追求しています。
小さな蔵の家族の絆が造りだすワインは今後も進化し、成長を期待させるワイナリーです。
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ワイナリーのフラッグシップワイン
果実味と旨みがたっぷり
地元民も愛飲する、肉と楽しむ赤
Azienda Agricola San Luciano
D'Ovidio
アジィエンダ アグリコーラ サン ルチアーノ
ドヴィーディオ
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ワイナリーのフラッグシップワイン
果実味と旨みがたっぷり
地元民も愛飲する、肉と楽しむ赤
Azienda Agricola San Luciano
D'Ovidio
アジィエンダ アグリコーラ サン ルチアーノ
ドヴィーディオ
オーナーのオヴィーディオ氏が第二次世界大戦後に始めたワイナリー。当初ワイン造りをしていたローマはワインに適した土地でなかった上、地価が高かったため、新しい可能性を模索し、現在のアレッツォ近郊のモンテ サン サヴィーノで、ワイン造りを開始しました。
一般的に価格が高めなトスカーナにおいて、飲み手のことを第一に考え、リーズナブルな価格でワインを提供。ワイン造りに対する真摯な姿勢が、その品質を支えています。特に、この地域の近郊で飼育されているキアナ牛はビステッカが有名で、サン ルチアーノのワインは地元でもお肉と共に楽しむワインとして非常に多くの地元民から親しまれています。
非常に凝縮感のあるしっかりとした味わいの赤ワイン。豊かな果実味、たっぷりの旨味、力強いタンニンの全ての要素がうまくバランスのとれた、ワイナリー渾身のフラッグシップワイン。