カノンコップは、世界を代表するステレンボッシュ屈指の赤ワインメーカーです。1910年設立に設立された現在4代目となる家族経営ワイナリーです。ステレンボシュ・シモンスバーグ山脈の麓に100haのブドウ畑を所有。このシモンズバーグ山脈周辺は「南アフリカの赤ワイン地帯」と呼ばれグレネリー、ラステンバーグなどのトップワイナリーが名を連ねています。カノンコップは、その「赤ワイン地帯」の中で確固たる不動の地位を築いた赤ワインメーカーです。
- 主役品種はピノタージュで畑全体の50%を占めています。ピノタージュはブッシュヴァインで、樹齢50年以上の古木もあります。他はカベルネ・ソーヴィニヨンが35%、メルローは7.5%、残りがカベルネ・フラン。畑はブドウ栽培にとっては理想的な土壌で、灌漑はほとんど必要としません。
昔、ケープ湾に船が入港したことを知らせるために使用していた大砲をボトル・ラベルに描いています。
- カノンコップは、世界最大級のワイン評価大会IWSCでは南アフリカ最優秀生産者賞や、世界最優秀ワイン醸造家賞、世界最優秀ピノタージュ賞などを幾度も受賞するなど、南アフリカワインの品質の高さを世界に知らしめたパイオニア的な存在。
マスター・オブ・ワインの称号を持っている、英国のワイン評論家ティム・アトキン氏が独自にレーティングをしている「南アフリカ格付け」で、初年度の2013年から4年連続で第1級に君臨しています。
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IWSCにて世界一を5回獲得!
酸味、果実味、ボディ、全ての要素が
バランス良く保たれたワイン
KANONKOP
Pinotage
カノンコップ
ピノタージュ
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IWSCにて世界一を5回獲得!
酸味、果実味、ボディ、全ての要素が
バランス良く保たれたワイン
KANONKOP
Pinotage
カノンコップ
ピノタージュ
1941年にカノンコップに初めて植えられた品種がピノタージュ。IWSCにて実に5回もの「ピノタージュ部門世界一」(VT1992、VT1995、VT1998、VT1999、VT2012)に輝いており、英デキャンター誌のデキャンター・ワールド・ワイン・アワードでのリージョナル・トロフィーの獲得経験ももつ、秀逸なワインです。
灌漑は無く、収穫量は5トン/ha(32.5hl)。最も高いもので樹齢62年の古木のブドウを使用しています。
裏ラベルには、飲み頃予想が掲載してあります。
若いヴィンテージでは、赤い果実、プラムなど、複雑でフルーティーな香り。熟成すると、森の土などの香り。なめらかで心地良い酸味、凝縮した果実味、しっかりと太いボディ。細やかで上品な渋みがあり、エレガントなスタイル。新樽にも負けない力を持っていますが、パワフルさが前に出すぎているわけでもない。酸味、果実味、ボディの全ての要素が秀逸でバランス良く保たれたワイン。
■ティム・アトキン・レポート 2020/94点(VT2018)