ボルドー、グラーヴにあるシャトー・レオールは、先々代まで長年ワインは甘口の白のみを生産。酪農(牛)やタバコの栽培も行っており、先代の時代は、ネゴシアンを通してワインを販売していました。
現当主エリック・フォンタが、20年程前に引継ぐと様々な変革を行いました。
兼業していた酪農やタバコ栽培を止めワイン専業になると、当時ほとんど誰もしていなかった収量制限をして、品質向上を図りました。
市場の嗜好の変化に合わせ、よりフルーティで強過ぎず、親しみ易さを感じられるように、ルモンタージュやピジャージュの回数を減らし、樽は毎年違うメーカーのものを使い、試しています。
現在、ブルゴーニュとコニャックのメーカーから仕入れた約20種の樽があります。

- 畑作業は2名のスタッフとエリックで行っています。
平均樹齢は25年。
一番古い樹はカベルネ・ソーヴィニヨン32年、メルロー48年、カベルネ・フラン40~45年、セミヨン50年。
ソーヴィニヨン・ブランは毎年5~6%が病害にやられてしまうため、植え替えが必要です。
それに対しセミヨンは病害に強いため、高樹齢のものが比較的に多くなります。
グラーヴの収量は1haあたり50hℓ/haですが、より良い品質にするため、収量制限も行っています。

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フレッシュな酸
樽からくるバニラの風味
バランスのとれた上品な味わい
Chateau Lehoul
Blanc Futs de Chene
シャトー レオール
ブラン フュ ド シェーヌ
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フレッシュな酸
樽からくるバニラの風味
バランスのとれた上品な味わい
Chateau Lehoul
Blanc Futs de Chene
シャトー レオール
ブラン フュ ド シェーヌ
シャトー レオール ブラン フュ ド シェーヌを造るために毎年新樽を購入します。
そのため、その年に必要な本数をあらかじめ提示することで、手に入れられる特別なキュヴェです。
樽で発酵させ様子を見ながらバトナージュ。樽で12ヶ月熟成させます。樽は新樽、1年使用樽、2年使用樽をそれぞれ1/3ずつ使用しています。発酵から樽を使うことで、熟成だけ樽で行うワインよりも香りを付け過ぎることがありません。

フレッシュな酸、樽からくるバニラの風味、バランスのとれた上品な味わいです。
飲み頃は5~10年で、長期熟成させることが出来ます。
合わせる料理は、魚やソーセージ、ホタテ。特に魚料理が合うため、和食にはぴったりです。
■ル ギド アシェット デ ヴァン 2021/2星