シャトー・キルヴァンはマルゴー地区に位置するメドック格付3級の中でもトップの評価を受けるシャトーです。その歴史は古く、12世紀まで遡ることが出来ます。
キルヴァンの魅力を備えた古典主義様式の邸宅は18世紀にマーク・キルヴァンによって建造され、現在のシャトー・キルヴァンという名が付けられました。
後のアメリカ大統領でワイン愛好家としても知られるトーマス・ジェファーソンは、1780年に自身の旅行記の中でキルヴァンのワインを愛したと記しており、当時よりその品質の高さがうかがえます。

- 1925年にはワイン商を営むシラー家がシャトーの経営を開始し大規模な設備投資を実施。
1970年、シラー家の三代目ジャン・アンリが、大々的な畑の再生を実践。上質のワインを厳選し、イギリス、ドイツ、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグへの輸出に力を入れ、さらに北米、日本へと市場を広げていきました。
1991年からは著名な醸造家ミシェル・ロラン氏をコンサルタントとして迎え、更なる品質の向上に成功しています。

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格付け第3級
J.サックリング93点(VT2021)
力強さとフィネス、バランスに優れた
ボルドーファンに愛される上質な赤
CHATEAU Kirwan
シャトー キルヴァン
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格付け第3級
J.サックリング93点(VT2021)
力強さとフィネス、バランスに優れた
ボルドーファンに愛される上質な赤
CHATEAU Kirwan
シャトー キルヴァン
マルゴー地区に位置するメドック格付3級シャトー・キルヴァンのファーストラベル。
キルヴァンは12世紀まで遡ることができるほどの歴史を持つシャトーです。
所有する畑はマルゴーの素晴らしいカントナック台地の絶好の地に位置し、素晴らしいブドウを生み出します。
チューリップ型のコンクリートタンクで発酵し、フレンチオーク樽(新樽50%)を使用して18~22ヶ月の熟成を経て瓶詰めされます。
日本ではまだ知名度はそれほど高くありませんが、力強さとフィネス、バランスに優れた味わいでボルドーファンに愛されているワインです。

赤と黒のベリーの魅惑的な香りに加えて、バラや葉巻、スパイスのニュアンスが絡み合う香り豊かなアロマが広がります。
ジューシーな果実味と上質で洗練されたタンニンが見事に調和し、心地良い酸味が味わいを引き締める非常にエレガントな味わい。

■ジェームズ・サックリング/93点獲得(VT2021)
■ジェブ・ダナック/92点獲得(VT2021)