マルゴーならではの上質なスタイルを体現する格付第3級シャトー
シャトー・キルヴァン(Chateau Kirwan)は、フランス・ボルドーのマルゴー地区に位置するメドック格付第3級に選ばれた名門シャトーです。造られるワインは力強さとエレガンスを兼ね備え、熟成によって一層深みを増します。
芳醇な香りとしなやかなタンニンが調和した味わいは、マルゴーならではの上質なスタイルを体現しており、世界中のワイン愛好家から高く評価されています。
後のアメリカ大統領でワイン愛好家としても知られるトーマス・ジェファーソンは、1780年に自身の旅行記の中でキルヴァンのワインを愛したと記しており、当時よりその品質の高さがうかがえます。

- 数世紀にわたる革新を重ね認められた名声
シャトー・キルヴァンの歴史は12世紀に遡り、18世紀にマーク・キルヴァンによって古典主義様式の邸宅が建造されました。
1925年以降はワイン商を営むシラー家がシャトーの経営を開始し大規模な設備投資を実施。1970年代には大々的な畑の再生と輸出拡大に注力することで更に市場を広げていきました。
そして1991年、著名な醸造家ミシェル・ロラン氏をコンサルタントに迎え入れた事により品質が飛躍的に向上しました。
数世紀にわたり革新を重ね、現在ではシャトー・キルヴァンはマルゴーを代表する存在として世界に知られています。

- テロワールを最大限に活かす精密な醸造技術
約37ヘクタールに広がる畑は、砂利・粘土・砂が入り混じるマルゴー特有の土壌で構成されています。2007年からシャトー・キルヴァンのゼネラルマネージャー兼ワインメーカーを務めるフィリップ・デルフォー氏は、29種類もの異なる土壌タイプに細分化した土壌の詳細な地図を作成し、区画ごとに最適な栽培を実践しています。
また、2015年には醸造施設を刷新。各区画に合わせたイタリア製特注コンクリートタンクを導入し、重力フローシステムによる繊細な発酵管理を行っています。各タンクの温度制御ネットワークにより醸造期間全体を通して穏やかで均一な温度循環を確保することで、可能な限り負荷のかからない穏やかなワイン醸造を実現しています。

- 醸造工程の重要な部分を占める卓越したブレンド
シャトー・キルヴァンにおいて、各ブドウ品種のブレンドがワイン醸造工程の重要な部分を占めています。ブレンドを成功させるには優れたチームワークが必要であるため、シャトー・キルヴァンでは2007年よりボルドー最高峰の醸造コンサルタントとして知られるエリック・ボワスノ氏と連携を図りブレンドを行っています。
4種類のブドウ品種(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド)の絶妙な組み合わせによって、若いうちは力強く、熟成によりまろやかさと深みが増していく、まさにマルゴー地区を象徴するスタイルを備えた素晴らしいワインを生み出しています。






































