ブルネッロ生産者の中でも最大手の一つであるコル・ドルチャ社は、モンタルチーノ地区の南斜面、標高450mに540ヘクタールの土地と最新の設備を備えた醸造所を所有しています。
コル・ドルチャの歴史は古く、1933年にはファットリア・ディ・サンタンジェロ・イン・コッレという名でワインを造っていました。
1973年にピエモンテのチンザノ家が取得し、現在はフランチェスコ・マローネ・チンザノ伯爵がオーナーとしてワイナリーを管理し、コンサルタント・エノロゴのマウリツィオ・カステッリとバンフィで経験を積んだ醸造家のパブロ・ハリイがワインを造っています。
- 石灰岩土壌で日当たりが良く、霧や氷結とは無縁に等しいこのブドウ栽培に適した土地には、伝統を貫きつつも国際品種にも積極的に植えられています。
トスカーナでは、1982年にいち早くカベルネ・ソーヴィニョンを植え、オルマイアという単一畑から生まれるカベルネ・ソーヴィニョン100%のトスカーナIGTは、特徴を持つワインを生み出すテロワールのため、国際品種といっても、他とは一線を画すワインに仕上がっています。
十数年前からフィレンツェ大学と共に手がけているクローンの選別、また高密度への株の植え替え、コルドーネ・スペロナートの導入、収穫率を大幅に押さえるなどのブドウ本質の改善に加え、醸造設備の最新化などの多大な投資と努力が実り近年目覚ましい品質の向上を遂げました。
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心地よく広がる華やかな香り
スパイス感ある豊かな果実味が魅力
手軽に飲めるモンタルチーノの入門編
COL D'ORCIA
ROSSO DI MONTALCINO DOC
コル ドルチャ
ロッソ ディ モンタルチーノ
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心地よく広がる華やかな香り
スパイス感ある豊かな果実味が魅力
手軽に飲めるモンタルチーノの入門編
COL D'ORCIA
ROSSO DI MONTALCINO DOC
コル ドルチャ
ロッソ ディ モンタルチーノ
ロッソ・ディ・モンタルチーノは、ブルネッロと同じサンジョヴェーゼから造られますが比較的若いうちから楽しむことができる赤ワイン。
長期熟成型の重厚なブルネッロとは異なり、フレッシュでフルーティな味わいが特徴でブルネッロとは別の楽しみをもたらしてくれます。
ステンレスタンクで28℃以下に保ち12日間の発酵・マセラシオン。
スラヴォニア産のオーク樽(75hl、150hl)を使用して12ヶ月熟成されます。
スミレ色を帯びたルビーレッドの色調。
熟れたベリー系の香りに樽からくるスパイス香を帯びた若々しい香りが重なり、心地よく華やかに広がります。
質のよいなめらかなタンニンを背景に、わずかにスパイシーさを感じさせる豊かな果実味が魅力です。