ドメーヌ・ラトゥール・ジローはコート・ド・ボーヌの素晴らしい白ワインの産地、ブルゴーニュでも人気の高いムルソーの地で16代に渡ってワイン造りをしてきた歴史あるドメーヌです。
知られている最古の祖先は、1680年頃に生まれたジャン・ラトゥール・ボワイヨ。当時からブドウの木はすでに主要な収入源となっていました。長い歴史を誇るドメーヌですが自社での瓶詰めを始めたのは先代のピエール・ラトゥール氏で、1982年のことでした。
今日ではワインの生産、醸造、熟成、マーケティングまで現当主であるジャン・ピエール・ラトゥール氏によって運営されています。

ムルソーでも人気の高い5つの1級畑でブドウを栽培
ドメーヌ・ラトゥール・ジローが所有するブドウ畑は約10ヘクタールに及び、その約85%が白ワイン、15%が赤ワインを生産。
白ブドウの畑の大部分は、ムルソーでも圧倒的な人気を誇るレ・ジュヌヴリエール、レ・シャルム、レ・ペリエール、レ・ブシェール、ル・ポルゾの5つの1級畑に位置しています。
ドメーヌでは、クリーンな果実味と樽香のバランスが良い「熟成に耐えるだけの力を持ちながら、若いうちからも飲み頃を迎える」というスタイルを追及。
限りなく自然に近いワインを生産するため、認証は取得していませんが、2008年から有機栽培に完全に移行しています。