テロワールに根差す、オーガニックな畑仕事「良いブドウ無しに、偉大なワインは生まれない。我々が最も大切にしているのは、畑を耕し、ブドウの樹を育てることだ。」その哲学通り、ジャブレでは一年を通じて畑での観察と手当を怠らず、ブドウ樹一本一本が理想的な成長と熟度になるよう、最大限の注意を払っています。以前から農薬や化学薬品の使用を制限した総合的管理農業を行っていましたが、2006年からはビオディナミを実践。さらに2016ヴィンテージからはドメーヌの全ワインが有機認証を取得するようになりました。

- フレイ家を牽引するオーナー
6代に亘り受け継がれてきたジャブレ家の歴史を2006年に引き継いだのは、シャンパーニュのワイン実業家フレイ家の長女、カロリーヌ フレイ氏です。ボルドー大学醸造学部では故ドゥニ デュブルデュー氏に師事。ボルドーのメドック格付3級シャトー ラ ラギューヌ、ブルゴーニュのシャトー コルトン、そしてポール ジャブレ エネと3つの醸造責任者として、畑とセラーを行き来する多忙な日々を送っています。

- フランス随一のテロワール「エルミタージュの丘」
タン レルミタージュ村の背後にそびえるエルミタージュの丘は、中央山塊を起源とする花崗岩質土壌が基盤となっています。丘は大きく西と東に分かれ、西側は花崗岩の基盤の上に砂や石などの薄い表土が覆っており、ベサールやメアルなど最良のリューディが集まっています。対して東側は標高が低く、シルトや粘土が多くなっています。そのため水分保持力が高く、白ブドウに適した区画が多いのが特徴です。

- ワイン名の由来
ジャブレ社が誇るフラッグシップ「ラ シャペル」は、エルミタージュの起源を辿る歴史的な物語に由来しています。1224年、ガスパール ド ステランベールという騎士が十字軍遠征の帰途、戦争での己の罪深さを悔いてこの地に小さな教会を建て、ブドウを育てワインを造りました。これがエルミタージュの始まりの歴史と言われています。この教会は1919年からジャブレ社が単独所有し、エルミタージュを象徴する歴史的建造物として今も丘の頂上でその姿を拝むことができます。またエルミタージュの白「シュヴァリエ ド ステランベール」も、かの騎士の名に由来しています。










































