ボルドーのグラーヴ地区、ペサック・レオニャン郊外の森に囲まれた畑を持つドメーヌ・ド・シュヴァリエ。
自身をシャトーと呼ばない、ボルドーにおける数少ない主要ワイナリーの一つです。
その名前は、その地がスペインの世界遺産「サンジャック・ド・コンポステーラ」へと続く巡礼の道沿いにあり、その道を守る騎士に“シュヴァリエ(騎士)”とされたことに由来しています。
- 17世紀の資料にはすでに、この地にブドウ畑や醸造施設などがあったことが記されています。
1865年~1983年の間、リカー家が5代に渡って所有し、3代目のガブリエル・ボーマルタン氏はドメーヌ・ド・シュヴァリエの知名度の向上に力を注ぎ、グラーヴ地区の中で最も評価の高いシャトーの一つと呼ばれるまでになりました。
1983年、蒸留酒製造企業を所有していたベルナール家がドメーヌを買収。
責任者となったオリヴィエ・ベルナール氏は、先代のクロード・リカー氏と一緒にワイン造りに携わっています。
シュヴァリエのワインは、非常に品質が高く、通好み"と言われ、1990年代に入ってからはそのクオリティにはますます注目が集まっています。
現在ではシャトー・オー・プリオン、シャトー・ラ・ミッション・オー・プリオンに続いてグラーヴのトップ2~3に入る優良ドメーヌとなりました。
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ジェームズ・サックリング97点(VT2020)
果実味×酸×樽香の見事なハーモニー
ボルドー・ブラン最高峰に君臨する白
DOMAINE DE CHEVALIER
BLANC
ドメーヌ ド シュヴァリエ
ブラン
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ジェームズ・サックリング97点(VT2020)
果実味×酸×樽香の見事なハーモニー
ボルドー・ブラン最高峰に君臨する白
DOMAINE DE CHEVALIER
BLANC
ドメーヌ ド シュヴァリエ
ブラン
ドメーヌ・ド・シュヴァリエ・ブランは、グラーヴ地区トップシャトーの1つに数えられる優良ドメーヌが手掛ける白ワイン。
ボルドー・ブランの中でも最高峰に君臨する素晴らしいワインです。
ブドウは数回に分けて完全に熟した最高の状態で収穫されます。
厳格な選果が行われた後、優しく圧搾。木樽でアルコール発酵を行い、ワインは澱と共にフレンチオーク樽(新樽35%)で18ヶ月熟成され、旨みが凝縮された極上の白ワインが誕生します。
ソーヴィニヨン・ブランの爽やかさに加え、上質なセミヨンならではの濃密でトロっとした厚みのある口当たりが魅力です。
輝きのある淡いゴールド色。
洋梨やリンゴ、黄桃、柑橘類の香りに加えて、ナツメグやヘーゼルナッツのニュアンスが漂います。
洋梨の風味に綺麗な酸とミネラルが調和し、柔らかなコショウのスパイスと程よい樽香が味わいに深みを与えています。
■ジェームズ・サックリング/97点獲得(VT2020)
■ワインアドヴォケイト/95点獲得(VT2020)
■デキャンター/95点獲得(VT2020)