シャトー・モンローズは5大シャトーのラトゥールと並んで、最も長期熟成に適したワインの一つとされ、「サンテステフのラトゥール」と呼ばれてきました。
年によっては第1級の5大シャトーと同格もしくはそれを超える評価をされ、50年の熟成にも耐えると言われていますが、頑固で飲み頃を迎えるまでに時間がかかるため、またその造りは伝統的でクラシカルな為派手さはなく、通好みのワインとして知られてきました。
- メドックでも特に最高の立地とされる、ジロンド河のすぐ側に位置するシャトーに数えられる、シャトー・モンローズ。
かつては、同じサン・テステフに位置する人気シャトー、カロン・セギュールの領地の一部だったこの土地は春になると丘一面にヒースの花が咲き乱れピンク色に染まっていたことから、"バラ色の山"(=モン・ローズ)と呼ばれるようになり、それがシャトーの名前となりました。
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格付け第2級
厚みがありながら丸みを帯びた果実味
ゆっくり開かせることで一気に開花する
ボルドーファンを魅了する逸品
Chateau Montrose
シャトー モンローズ
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格付け第2級
厚みがありながら丸みを帯びた果実味
ゆっくり開かせることで一気に開花する
ボルドーファンを魅了する逸品
Chateau Montrose
シャトー モンローズ
メドックでも特に最高の立地とされる、ジロンド河のすぐ側に位置する格付け2級シャトー・モンローズ。
モンローズは凝縮感たっぷりで濃密、非常にタニックなワインが特徴的。
ゆっくり開かせていくと、花開くようなエレガントで奥ゆかしさを発揮する、通好みのワインに仕上がっています。
サン・テステフのラトゥールと称賛され、ボルドーワイン愛好家を魅了してやまない逸品です。
力強い深みのある濃いルビー色。
プラム、黒スグリ、ブラックチェリーなどの果実のアロマと、ケーキやシナモン、タバコやハーブなどの複雑な香り。
厚みのある味わいながら、丸みを帯びた果実味が印象的です。
しっとりとした熟したタンニンとまろやかな酸、綺麗なミネラルが重なり、バランスの良いストラクチャーを構成しています。
■ワインアドヴォケイト誌パーカーポイント/98+点
(VT2018)
■ジェームス・サックリング/98点(VT2018)