17世紀中頃、イギリスで【オー・ブリオン】が初めてシャトーの名を冠して販売され人気を博したのを機に、グリュオー神父はサンジュリアン村に70haの土地を手に入れ、ワイン作りを始めたのが、このシャトー・グリュオー・ラローズの始まりでした。
1855年の格付けで2級とされるずっと以前から、素晴らしいワインを造るシャトーとして広く知られていました。
- 1660年頃、【オー・ブリオン】のワインがイギリスにおいて“ニューフレンチクラレット”と呼ばれて人気を博したことで、一つの均質な原産地を起源とするワインが生まれた。
それを機にボルドーの人達は、当時ライ麦しか栽培できなかった酸性の土地であるメドック地区に目を向け、良いワインを作るためのブドウを作り始める。
グリュオー神父はサンジュリアン村に70haの土地を手に入れ、ワイン作りを開始する。
1742年、著名なワイン商であったアブラハム・ロートンがこのワインの熟成の素晴らしさについて言及してが、当時はまだ現在のグリュオー・ラローズという名前ではなく、この名前が使われたのは1781年、50年以上も経ってからのことだった。
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格付け第2級
豊かな風味とコクを感じさせる
シルクの様な滑らかな舌触りが特徴
優れた葡萄に仕上がったVT2020
CHATEAU GRUAUD LAROSE
シャトー グリュオー ラローズ
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格付け第2級
豊かな風味とコクを感じさせる
シルクの様な滑らかな舌触りが特徴
優れた葡萄に仕上がったVT2020
CHATEAU GRUAUD LAROSE
シャトー グリュオー ラローズ
「王のワイン、ワインの王」として愛される、格付け第2級シャトー・グリュオー・ラローズ。
熟練の技が生きた品格のある仕上がりでサン・ジュリアンの個性を充分に表現した高い人気を誇るワインです。
サン・ジュリアンはポイヤックとマルゴーに挟まれた土地柄である為、ポイヤックの様な堅牢で重厚なスタイルとマルゴーの様な優雅でフィネスのある2つのスタイルが見事な調和を魅せています。
2020年は史上最も雨の多い冬に続き、温暖な春によって早期の芽吹きが促進されました。
6月中旬から暖かく乾燥した天候が長期間続き干ばつの恐れがありましたが、8月中旬と9月初旬に2回の救いの雨が降った事でブドウに最適な成熟を促し素晴らしいブドウが収穫されました。
熟したブルーベリーやカシスなど黒果実のアロマに、リコリスやクローヴなどスパイスのニュアンスが漂います。
柔らかなタンニンが豊かな風味とコクを生む、シルクを想わせる滑らかな舌触りが特徴。
酸味もしっかりとあり、素晴らしいバランスを構成しています。
■ワインアドヴォケイト/96点獲得(VT2020)
■ジェームズ・サックリング/96点獲得(VT2020)
■ヴィノス/95点獲得(VT2020)