17世紀中頃、イギリスで【オー・ブリオン】が初めてシャトーの名を冠して販売され人気を博したのを機に、グリュオー神父はサンジュリアン村に70haの土地を手に入れ、ワイン作りを始めたのが、このシャトー・グリュオー・ラローズの始まりでした。
1855年の格付けで2級とされるずっと以前から、素晴らしいワインを造るシャトーとして広く知られていました。

- 1660年頃、【オー・ブリオン】のワインがイギリスにおいて“ニューフレンチクラレット”と呼ばれて人気を博したことで、一つの均質な原産地を起源とするワインが生まれた。
それを機にボルドーの人達は、当時ライ麦しか栽培できなかった酸性の土地であるメドック地区に目を向け、良いワインを作るためのブドウを作り始める。
グリュオー神父はサンジュリアン村に70haの土地を手に入れ、ワイン作りを開始する。
1742年、著名なワイン商であったアブラハム・ロートンがこのワインの熟成の素晴らしさについて言及してが、当時はまだ現在のグリュオー・ラローズという名前ではなく、この名前が使われたのは1781年、50年以上も経ってからのことだった。

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格付け第2級
サン・ジュリアンでも最も重々しい
寝かせるほどに味の深まる
逞しいタンニンが魅力のワイン
CHATEAU GRUAUD LAROSE
シャトー グリュオー ラローズ
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格付け第2級
サン・ジュリアンでも最も重々しい
寝かせるほどに味の深まる
逞しいタンニンが魅力のワイン
CHATEAU GRUAUD LAROSE
シャトー グリュオー ラローズ
サンジュリアン村の中でも、ジロンド川から離れた内陸側の丘の上にある畑は、2級シャトーの中でも最大級の広さを誇ります。
この畑の長所は、高い海抜のため砂利の層が厚く水はけが良いことと、風化や土地の隆起の影響で土壌の構成がとても多彩になっていることです。
そんな優れた土地に、平均樹齢43年を誇る立派なブドウの木が植えられているのです。

程よくスパイシーで野生的なニュアンスを感じる香りと、凝縮した果実味に定評があります。
一貫して高い品質を維持しており、“サンジュリアンで最も重々しい”と評されるほど、逞しいタンニンを持っています。