サン・テミリオン村から続く丘の裾野に位置するシャトーカノン・ラ・ガフリエール。
丘の上へ向かうにつれ1級シャトー・ラ・ガフリエール、ベレール、マグドレーヌ、オーゾンヌといった有名シャトーの畑が連なっています。
畑はサン・テミリオンの丘陵のふもとの平坦な砂礫質の土壌にあり、この地では凡庸なワインしか造れないと長らく言われてきました。
しかし1980年代後半から責任者となった、ステファン・フォン・ナイペルグ氏により状況は劇的な変化をみせます。
- 「良いワインは良いブドウから」という考えのもと、プドウは最大限まで熱させるために遅めに収穫し、畑に細心の注意を払いながら厳しい収量制限の下で栽培。
色合いと力強さを引き出すためにマセラシオンを長くしたりと品質向上のための努力を惜しみませんでした。
1996年には醸造責任者として天才醸造家と謳われるステファン・デュルノンクール氏を招く事でシャトーに更なる飛躍をもたらしました。
カノン・ラ・ガフリエールは数々の努力により2012年の格付け改定でプルミエ・グラン・クリュ・クラッセ(第1特別級B)へ見事昇格。
品質の高いワインを造り続けており、今ではサン・テミリオンのスター的な存在にまで昇りつめています。
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サン・テミリオンのスター的存在
エレガントで香り高いアロマ
濃厚な果実味とタンニンが調和した赤
CHATEAU Canon la Gaffeliere
シャトー カノン ラ ガフリエール
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サン・テミリオンのスター的存在
エレガントで香り高いアロマ
濃厚な果実味とタンニンが調和した赤
CHATEAU Canon la Gaffeliere
シャトー カノン ラ ガフリエール
2012年の格付け改定でプルミエ・グラン・クリュ・クラッセ(第1特別級B)へ見事昇格を遂げた注目シャトー、それがシャトー・カノン・ラ・ガフリエールです。
砂を多く含む粘土質の土壌で栽培された樹齢平均45年のブドウを使用。
熟成のピークを見極めて遅めに収穫し、畑に細心の注意を払いながら厳しい収量制限の下でワイン造りを行っています。
熟成に使用する樽は50%が新樽を用いて16ヶ月の熟成を経てリリース。
エレガントで香り高いアロマとやや軽めで口当たりが良いのが特徴で、飲み疲れることのない赤ワインです。
ブラックチェリーやスミレ、杉のニュアンスが複雑に重なりあう洗練されたアロマが広がります。加えてモカや甘草を思わせる甘やかな香り。
口当たりはしなやかで、濃厚な果実味が軽やかなタンニンと見事な調和をみせます。