アドリア海に面するアブルッツオ州の海岸域にあり、北隣のマルケ州とのほぼ州境寄りに600年以上代々続いている生産者で、同じモンテプルチャーノ・ダブルッツオでも非常に恵まれた地域で造られています。全体で42haの畑を所有し、海抜240mの高所の好ましい気候の条件で栽培されています。

- イタリアの生産者としては規模が小さく、限られたスタッフで手作業を重視した、しっかりした造りをしています。
2003年からコルナッキアが所有するエリアは全て、モンテプルチァーノ・ダブルッツオ・コッリーネ・テラマーネ・D.O.C.G.に指定された区域に入ることとなりました。
モンテプルチァーノ・ダブルッツオの地域が全てD.O.C.G.指定区域に入れるわけではないことからも、コルナッキアの所有する畑がとても良いことが分かります。

- 90年代初頭、日本市場でまだモンテプルチャーノ・ダブルッツオが知られていなかった時代に、それまで経験したことの無い濃い色と、はちきれんばかりの果実味でバローネ・コルナッキアのモンテプルチャーノ・ダブルッツオは脚光を浴び、日本での人気に火を付けました。
今でこそ多くの生産者のモンテプルチアーノ・ダブルッツォが輸入され、イタリアンレストランのワインメニューに無くてはならないものとなっていますが、バローネ・コルナッキアのワインが日本で普及するためのリーダー的存在であったと言っても過言ではないでしょう。
バローネ・コルナッキアのワインは、ほとんどのワインガイドブックにおいて、このエリアの優良生産者の筆頭にあげられています。

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ビベンダ2018で4房獲得(VT2013)
凝縮されたパワフルな果実味
軽やかながらもボディのしっかりとした赤
BARONE CORNACCHIA
MONTEPULCIANO D’ABRUZZO
VIGNA LE COSTE
バローネ コルナッキア
モンテプルチャーノ ダブルッツォ
ヴィーニャ レ コステ
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ビベンダ2018で4房獲得(VT2013)
凝縮されたパワフルな果実味
軽やかながらもボディのしっかりとした赤
BARONE CORNACCHIA
MONTEPULCIANO D’ABRUZZO
VIGNA LE COSTE
バローネ コルナッキア
モンテプルチャーノ ダブルッツォ
ヴィーニャ レ コステ
モンテプルチャーノ・ダブルッツォ・ヴィーニャ・レ・コステは、バローネ・コルナッキアが単一畑で造る、こだわりのキュヴェ。
他では簡単には見つけられないほど、ソフトで目の詰まったワインで、バローネ・コルナッキアの伝統を守るためのワインと言えます。
単一畑のレ・コステは標高200m、朝から夕方まで太陽が当る斜面で、とても水はけが良く、ブドウ栽培に好条件。
醗酵は温度を28度以下に保ちながら20日行います。
ミクロ・ビュラージュ(微量の酸素を吹き込む技術)を行い、30hlのスラヴォニアンオークの樽で14ヶ月ゆっくりと熟成させ、その後6ヶ月瓶熟させています。

とても濃い赤黒色。
僅かにチェリーを思わせる香り。
凝縮されたパワフルな果実味があり、タンニンと甘みのバランスが素晴らしく、とても滑らかでエレガント。
軽くすっと飲めますが、徐々にタンニンが口中に広がり、しっかりとしたボディを感じられるワインです。
■ビベンダ2018
/4房(VT2013)
■イ・ヴィーニ・ディ・
ヴェロネッリ2017
/2星88点(VT2013)
■ルカ マローニ ベスト
ワイン年鑑2016
/86点(VT2013)