ウンブリア州の霧深い山の上にあるワイナリー、カステッロ・デラ・サラ。
標高は534mと高く、ラベルにデザインされたお城と、高さ30mの塔がシンボルです。
ウンブリア州は、イタリア半島で唯一海に面していない州で「緑のウンブリア」と呼ばれるほど豊かな土地に恵まれています。
夏は暑く乾燥し、冬は寒く湿気が多いという気候から、ワイン造りに適した土地として知られています。
トスカーナ州の南に位置し、丘陵地帯もトスカーナより続いていることから、ワイン造りにおいてトスカーナ州と共通点が多い州でもあります。
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ワイナリーの建物自体は歴史を感じさせますが、醸造設備は時代に合わせて改良されています。
特筆すべきは、カステッロ・デラ・サラで独自開発し、ワイナリー名で特許を取得した冷蔵装置付きのベルトコンベアー。
選別されたブドウは、冷却されながら運ばれるため、ストラクチャーとアロマを保ったまま、仕込まれます。
このシステムは全ての白ワインの醸造に使用されています。新旧が見事に融合したワイナリーであると言えます。
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「あのチェルヴァロ・デラ・サラの弟分」
ANTINORI
CASTELLO DELLA SALA
BRAMITO DEL CERVO
アンティノリ
カステロ デラ サラ
ブラミート デル チェルヴォ
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「あのチェルヴァロ・デラ・サラの弟分」
ANTINORI
CASTELLO DELLA SALA
BRAMITO DEL CERVO
アンティノリ
カステロ デラ サラ
ブラミート デル チェルヴォ
イタリア白ワインの最高峰、チェルヴァロ・デラ・サラの弟分的ワイン。
チェルヴァロとは、モナルデスキー家の4つのシンボルであるCervara=鹿から由来されたこともあり、弟分のブラミート・デル・チェルヴォも、「鹿の鳴き声」と名付けられました。
10℃で数時間のスキンコンタクト。
マロラクティック発酵はアリエ産とトロンセ産のパリックで行なわれ、その後、産地の異なる3種のバリックで5ヶ月間寝かせた後に瓶熟成を行います。
瑞々しいフルーツのノートやヴァニラ、パター、ナッツなどの芳醇で複雑なアロマ。
樽からのニュアンスも上品に香ります。
自然に喉を通っていくような、キレイで繊細な酸やミネラル。
時間が経つと、上品な甘さと様々なハーブ、土・ミネラル系のニュアンスも現れ、しっかりとしたコクとボディがある仕上がりの1本です。