1997年からビオディナミによるブドウ栽培に取り組み始め、近年評価を上げ高い注目を集めるドメーヌ、ロシニョール・トラペ。
ジュヴレ・シャンベルタンでも名高い区画の持ち主として知られたルイ・トラペの分割により誕生したドメーヌです。

トラペ家は16世紀からジュヴレ・シャンベルタンでブドウ栽培に携わる旧家。
ルイ・トラペ氏は1960年にドメーヌ・ルイ・トラペを設立し、ブルゴーニュで最も著名なドメーヌのひとつとなりました。
1989年に畑を含めた自らの全財産を二等分し、息子のジャン氏とロシニョール家に嫁いだ娘のマドレーヌ女史に生前贈与。
マドレーヌ女史は夫ジャック氏と共に、新しくドメーヌ・ロシニョール・トラペを設立、ドメーヌ・ロシニョール・トラペが誕生しました。

1992年からリュット・レゾネを採用し、2004年には完全にビオディナミに移行。
現在ではフランスの公的な認証であるエコセールやABを取得し、ルロワやシャプティエなどが加盟するビオディナミ実践グループ「ビオディヴァン」にも加盟しています。

ロシニョール・トラペの造るワインは、ジュヴレ・シャンベルタンの中でも際立って香水のようなエレガントな香り高さが特徴。
フランスのトップソムリエ達から熱い支持を受け、現在15店以上のミシュラン3つ星レストランにオンリストされています。