バターフィールドは、トロント出身の当主デイヴィッド・バターフィールドがブルゴーニュ・ワインに惚れ込み、ボーヌの醸造学校で学んだ後、ドメーヌ・ド・モンティーユや、シャソルネイ等で修行を積み、2005年に自らのワインを初リリースしたことから始まったワイナリーです。

彼のワインに対する情熱は、ブルゴーニュの土地とワインをこよなく愛する両親から受け継いだものであり、16歳で初めてブルゴーニュを訪れた時、「決して後ろを振り返るまい。偉大なワイン造りは自分の目標なのだ」と決意したといいます。
彼の考えるワイン造りとは、テロワールの本質を得ること。
「テロワールのエネルギーがワインの中に入っている事が重要で、そうでなければ意味がない」とまで言い切るほどです。

そんな彼の初ヴィンテージは、生産本数わずか2400本。彼の想いが詰まった、これぞまさにムルソーと感じさせるアロマが口中に広がる、舌触りの良い素晴らしいワインができ上がりました。
ワイン生産者なども集うボーヌのレストランでは既に人気を博しており、大半がボーヌ内で消費され、翌年以降もボーヌ以外では見かけることが難しいワインとなってしまいました。

ユニークなラベルの形の『B』は彼の想いである“Beaune”、“Beautiful”、“Butterfield”の頭文字を表し、『ボーヌの美しさ』を追求することに情熱を注ぎ続けています。