ドメーヌ・ボルジョは、1903年にサントネイ近郊のレミニー村に設立されたドメーヌ。
現在は、4代目にあたるパスカルとローランの兄弟によって管理され、コート・ド・ボーヌで最も尊敬されるワイナリーの1つにまで成長しました。

畑はレミニー、ブーズロン、サントネイ、シャサーニュ・モンラッシェにあり、各AOCや畑名ごとの面積は約20haと小さく、銘柄ごとの生産量は限られています。
ブドウの樹齢は大半が30年以上で、サントネイのブドウ樹には樹齢50年以上のものもあります。

ブドウ栽培はリュット・レゾネを実践、収穫は手摘みで行われます。茎や植物由来の未熟なタンニンがワインに影響を与えないよう除梗されます。

15世紀に建てられたという伝統的なカーヴを保有する一方で、村で唯一のボトリング機を所有していたり、空圧式プレス機での圧搾や温度調節機能付きのタンクにて醸造を行うといった革新も進めています。

パスカル氏が造るワインは、「エレガンスのあるワイン、飲んだ人が喜びを感じるワインを造りたい」とのパスカル氏の言葉を代弁しているかのような品質です。