「サロン」は毛皮商として大成功を収めたシャンパーニュ出身のウジエーヌ・サロン氏によって1920年に設立されたシャンパン・メゾン。自分の故郷であるシャンパーニュで、自分が飲むために採算を度外視した最高のシャンパーニュを造ろうと決心したのがその始まりでした。
通常、シャンパーニュは黒ブドウ2種と白ブドウ1種を用い、複数にわたるヴィンテージのワインをブレンドして造られますが、サロン氏が目指したのは「単一の村で収穫されたシャルドネだけで造られるヴィンテージ・シャンパーニュ」。ブドウの出来が品質を大きく左右するため、造るに値するヴィンテージと判断された収穫年のみ、最高で10万本しか生産されません。
それゆえ20世紀中に造られたのは、わずか37ヴィンテージのみ。生産量も少なく、その多くが高級レストランへと卸されることもあり、市場に出回るのはごくわずか。まさに世界中のワイン愛好家垂涎の的、「幻のシャンパーニュ」と呼ばれる所以です。
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香り、果実味、美しい酸味が調和
壮大な熟成ポテンシャルを秘める
完璧な骨格を備えたヴィンテージ2012
CHAMPAGNE SALON
BLANC DE BLANCS Brut
シャンパーニュ サロン
ブラン ド ブラン ブリュット
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香り、果実味、美しい酸味が調和
壮大な熟成ポテンシャルを秘める
完璧な骨格を備えたヴィンテージ2012
CHAMPAGNE SALON
BLANC DE BLANCS Brut
シャンパーニュ サロン
ブラン ド ブラン ブリュット
シャルドネの伝説の地と称される、メニル・シュール・オジェの単一畑で収穫されたシャルドネのみで造られるヴィンテージ・シャンパーニュがこのサロン・ブラン・ド・ブラン・ブリュット。
ブドウの出来が品質を大きく左右するため、造るに値するヴィンテージと判断された収穫年のみ生産される、妥協ない完全主義を貫いたシャンパーニュの頂点。
2012年は4月から7月まで長い雨に見舞われ、ブドウの生育が心配されましたが、8月になり上旬は猛暑と言われるほどの晴天が訪れた年。
9月中旬に収穫されたブドウは、タンクの中で華麗な果汁となり素晴らしいポテンシャルが予想されるワインへと変貌を遂げ、糖分、美しい酸味、壮大な熟成ポテンシャル、すべてが揃ったシャンパーニュを生み出しました。
輝く澄んだ黄金色と透明で繊細な緑の色調。
果実のフルーティーな香りやバラのドライフラワー、空気に触れさせることでパイナップル、ライチ、軽いスモークの香りが広がります。
加えてサロンに特徴的な石灰質感やミネラル感、そして率直で高貴な酸味が見事に調和した、まさに完璧とも言える骨格を備えます。