マルゴーで最も古い歴史を誇るシャトーの一つ、ローザン・セグラの歴史はピエール・デ・メシュール・ローザンによってブドウ畑が開かれた1661年にさかのぼります。
彼は当時、現在のピション=ロングヴィル=コンテス・ドゥ・ラランドとピション=ロングヴィル・バロンから成るブドウ畑の所有者でもありました。
1855年、ローザン=セグラは第一級シャトーであるラフィット・ロートシルト、ラトゥール、マルゴー、オー=ブリオンの四大ワシャトーと、二級シャトーのトップクラスであるムートン・ロートシルトに次ぐ、ボルドーの最高ワインと評されました。
1973年にムートン・ロートシルトは1級に昇格し、今やローザン・セグラは残る14の2級シャトーの最高位に位置します。
- 1960年代、1970年代には低迷していましたが、1983年にジャック・テオ氏がシャトーを引き継ぐようになると品質が一変。
1994年にオートクチュールの「シャネル」に買収されてからはさらにクオリティが上昇し、格付第1級に一番近い実力、という評価を改めて受けるようになりました。
シャネルの美意識がワインにも表現され、数値化できない美しさと強さを兼ね備えています。
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格付け第2級セカンド
凝縮した果実味と艶やかなタンニン
シャトー・ローザン・セグラが手掛ける
セカンドワインの1つ“セグラ”
SEGLA
セグラ
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格付け第2級セカンド
凝縮した果実味と艶やかなタンニン
シャトー・ローザン・セグラが手掛ける
セカンドワインの1つ“セグラ”
SEGLA
セグラ
「シャネル」が所有し、そのワイン造りの高いクオリティから格付け1級に一番近い実力と評価を受ける実力派、格付け第2級シャトー・ローザン・セグラが有する2つのセカンドワインの1つです。
ファーストワインとの違いは、異なる区画または樹齢が若いという事と熟成における新樽率と熟成期間があげられますが、醸造工程はファーストと同様に卓越した技術によって造られています。
畑では区画の地質により密度を変えての栽培を行い、毎日栽培家が果実の成熟度やタンニン、酸をチェックし、慎重に収穫時期を決定。
厳しい選果を通過した上質なブドウのみを使用し、醸造は品種毎、区画毎に行われます。
光沢のある濃いガーネット色。
モレロチェリーやラズベリーの香りに、甘いタバコ、杉、ココアのニュアンスが感じられます。
凝縮した果実味に艶やかなタンニンが調和し、ローストした木の素晴らしい香りを伴う豊かな余韻が魅力の優雅なマルゴーです。