ギィ・ブルトンは、マルセル・ラピエールに次ぎ、ボージョレで最も古くからヴァン・ナチュレルの栽培・醸造を敢行した先駆的生産者の一人です。マルセル・ラピエールの下でワイン造りの手伝いをしていたギイ・ブルトンは1987年から自分でワイン造りを開始。マルセル・ラピエールの薦めもあって、祖父から実家のドメーヌを引き継ぎました。現在はボジョレー北部で、最も力強く長命なワインを生むと評されるモルゴンを中心に、約7haの畑を所有しています。
- 畑の土壌は主に粘土石灰質で区画によっては樹齢100年を超えるものもあります。除草剤は一切使用せず、土壌の違いや樹齢の違いごとにキュヴェを分けて醸造。
収穫は手摘みで除梗はせず、マセラシオン・カルボニックとアルコール醗酵はコンクリートタンクまたは琺瑯タンクでアロマを引き出すために醗酵温度を5~20℃と低温に維持し、約30日間かけてゆっくりと行われます。昔ながらの圧搾機で16時間かけて圧搾し、熟成用の旧樽にはDRC社から譲ってもらった2、3年樽を使用しています。亜硫酸は瓶詰の段階で微量使うのみで、コラージュ、フィルター共に行いません。
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豊かな果実味ときれいな酸
樹齢の高い木らしい複雑な味わい
繊細でチャーミングな赤ワイン
GUY BRETON
MORGON VIEILLES VIGNES
ギイ ブルトン
モルゴン ヴィエイユ ヴィーニュ
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豊かな果実味ときれいな酸
樹齢の高い木らしい複雑な味わい
繊細でチャーミングな赤ワイン
GUY BRETON
MORGON VIEILLES VIGNES
ギイ ブルトン
モルゴン ヴィエイユ ヴィーニュ
畑は醸造所があるヴィリエ・モルゴン村の西に位置する「Les Charmes(レ・シャルム)」という場所にあり、約3haを所有。この畑に植えられているガメ種は樹齢100年を超す株も多くあります。
古木のブドウから造られるワインは果実味豊かできれいな酸味があり、ガメ種で造ったワインとは思えないほど繊細でチャーミングな味わいで、モルゴンのイメージを覆すほどのポテンシャルを持っています。また、熟成してくるとピノ・ノワールのワインと間違えるくらいエレガントになってくるため、ガメ種のワインが苦手な人でもこのワインなら飲めるという人も。
樹齢の高いブドウならではの複雑な味わい。タンニンはきめ細かく液体に溶け込み、長い余韻をもたらします。
鴨のローストにスパイスを効かせたソースなど、黒コショウ、クローブ、ナツメグ、シナモンなどの冬らしいスパイスとの相性が良い1本です。