現存しているシャトーは1851年にラウール・ド・ピション・ロングヴィルにより建設され、1933年から1988年までブーテイエ家によって所有されていました。
フランスの保険会社アクサ・ミレジム社に買収され、ジャン・ミシェル・カーズの指揮の下で完全に復興しました。
彼はシャトー・ピション・ロングヴィル・バロンのオーナーになった途端に、ブドウの植え替えを行うことにより面積を倍に広げました。
畑の大部分が、第一級格付けシャトー・ラトゥールの畑に隣接しており、高品質のワインが出来て当然の立地条件といえるシャトーです。
同社は積極的にシャトーの修復、醸造設備の入れ替えなどを行いました。その結果として、シャトー・ピション・ロングヴィル・バロンは、現在では誉れ高い2級の地位にふさわしいものとなっています。
- ピション・ロングヴィル・バロンは、街道を挟んでピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドと並んでいます。
実は元々ピション・バロンとピション・ラランドは一つのシャトーでした。
当時の当主であったバロン・ジョセフ・ドゥ・ロングヴィル氏は5人の子供達にシャトーを分割。
姉妹たち、男兄弟たちがそれぞれ相続したのが現在の二つのシャトーとなり、バロン(男爵)とコンテス(伯爵夫人)の名が付けられました。
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格付け第2級
ジェームズ・サックリング97点(VT2018)
偉大とされる2005年に匹敵する
仕上がりをみせたグレートヴィンテージ
CHATEAU PICHON
LONGUEVILLE BARON
シャトー ピション ロングヴィル バロン
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格付け第2級
ジェームズ・サックリング97点(VT2018)
偉大とされる2005年に匹敵する
仕上がりをみせたグレートヴィンテージ
CHATEAU PICHON
LONGUEVILLE BARON
シャトー ピション ロングヴィル バロン
純粋なクラシックボルドースタイルを貫き、メドックで最も荘厳な味わいと謳われるシャトー・ピション・ロングヴィル・バロンのファーストラベル。
2018年は、12月上旬から3月末まで定期的に降雨が続き、春は穏やかで、その後は気候と好天に恵まれた夏を迎え、凝縮度の高いブドウが育ちました。
偉大なヴィンテージとされる2005年に匹敵する程の仕上がりをみせたグレートヴィンテージです。
フレッシュフルーツやブラックベリー、スパイスの香りに溢れます。
タンニンはワインに綺麗に溶け込み、非常に滑らかな舌触りで深い味わいの後に残るスモーキーな樽香が余韻に心地よく漂います。
がっちりとした、壮大で厚みのある、ポイヤックらしい男性的なスタイルが特徴です。
■ジェームズ・サックリング/97点獲得(VT2018)
■ワインスペクテイター誌/97点獲得(VT2018)
■ワインアドヴォケイト誌/96点獲得(VT2018)