格付け第4級、黄金色のシャトーが放つ確かな存在感
フランス・ボルドー地方サン・テステフに位置するシャトー・ラフォン・ロシェ(Chateau Lafon Rochet)は、1855年のメドック公式格付けで第4級に認定された実力派シャトー。ラフォン・ロシェのワインを象徴する有名な黄金色のラベルと同じく黄金色に輝く建物が印象的です。
格付け第1級の筆頭と言われるシャトー・ラフィットと格付け第2級シャトー・コス・デストゥルネルの畑に隣接するという恵まれたテロワールを有しており、生み出されるワインの品質はまさに1級品。力強さとしなやかさが調和したサン・テステフの個性を表現したワインは多くの愛好家から信頼を得ています。

- 17世紀から脈々と続く名門の軌跡
シャトー・ラフォン・ロシェは、当初「ドメーヌ・ド・ロシェ」として知られていましたが、1650年に所有者のアントワネット・ド・ギユモットとエティエンヌ・ド・ラフォンの結婚に伴い「シャトー・ラフォン・ロシェ」に改名されました。
長らく家族経営を経て1960年には、名門テスロン家がこの地を受け継ぎシャトーの再建とブドウ畑の全面改修を実施。2000年にはラフォン・ロシェのラベルの色と同じ、ワインの象徴となる有名な黄金色にシャトーが塗り替えられました。
2021年にはロレンツェッティ家による体制へと移行し、新たな世代へとその伝統と革新を受け継いでいます。

- 自然と共に息づく生命力あふれる畑づくり
格付け第1級シャトー・ラフィットや第2級コス・デストゥルネルに隣接する恵まれたテロワールを誇るシャトー・ラフォン・ロシェ。サン・テステフの2つの丘陵にまたがる45ヘクタールの畑は、砂利質と粘土質が共存し、力強さとしなやかさを併せ持つブドウを育みます。
畑では畝間に植生を残すことで土壌微生物の働きを促し、生物多様性を守る独自の取り組みを実施。約4kmにわたる生垣が畑を囲み、4,500種以上の植物が共生する豊かな自然環境を築いています。
このような自然との調和を大切にした畑づくりがシャトー・ラフォン・ロシェの深みのある味わいを生み出しています。

- 伝統と革新が織りなす精密で丁寧な醸造
シャトー・ラフォン・ロシェのワイン造りは、サン・テステフの伝統を大切にしながらも最新技術を取り入れた、高い品質と優れたバランスを備えたスタイルが特徴です。
2015年に全面改装された2つのセラーには、コンクリート製タンク21基とステンレス製タンク19基が並び、収穫したブドウは区画ごとに分けて最適な発酵を行っています。醸造は伝統的な手法を踏襲しフレンチオーク樽のみを使用して約12〜14ヶ月熟成されます。
果実のフレッシュさを残しつつ、奥行きと優雅さを兼ね備えた味わいがラフォン・ロシェの真髄。テロワールの個性を見事なまでに体現した高品質ワインを生み出す実力派シャトーです。






































