ラフィットと同様にエレガンスとバランス重視のスタイルを貫く実力派
シャトー・デュアール・ミロン・ロートシルト(Chateau Duhart Milon Rothschild)は、格付け第1級シャトー・ラフィット・ロートシルトが所有するボルドー・ポイヤック地区の名門シャトーです。19世紀後半には同地区最大規模のシャトーへと成長し、1855年のメドック格付けでは第4級に選出されました。
ラフィットと同様にエレガンスとバランスを重視したスタイルで知られています。畑の位置はラフィットに隣接しており、味わいには共通する気品とフィネスが感じられます。現在では「もしメドック格付けの見直しがあれば格付け第3級に相当する実力を持つ」と高い評価を得ているシャトーです。

- ロートシルト家の情熱が受け継いだ名門の血統
シャトー・デュアール・ミロン・ロートシルトは、1962年のドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(ラフィット)による買収を契機に、更なる品質向上を遂げたシャトーとして知られています。
ロートシルト家による大規模な畑修繕工事を始め、ブドウ畑の再編、醸造庫と熟成庫を新たに建設するなど数々の改革を行いました。それから60年の歳月を経て畑は成熟し、素晴らしい個性と高い品質を備えるブドウが育まれています。
また、ラベルに描かれた屋敷はルイ15世時代の私掠船長の邸宅をモチーフとしており、伝統と誇りを象徴しています。

- 区画ごとにテロワールを活かしたブドウ栽培
シャトー・デュアール・ミロンの畑はポイヤック北部のミロン丘陵に位置し、ラフィットの西側に広がる76ヘクタールのブドウ畑から成り立っています。第4紀に堆積した砂礫質と小石や砂、そして粘土が混ざる複合土壌が特徴で、この恵まれた土壌によって凝縮した果実味と美しい酸味を兼ね備えた素晴らしいブドウが育ちます。
ブドウ品種はカベルネ・ソーヴィニヨン67%、メルロー33%を栽培しており、格付け第1級ラフィットのノウハウを活かした区画ごとの丁寧なブドウ栽培と厳格な収穫管理を行う事で、繊細かつエレガントさに溢れるワインを生み出します。

- ラフィットの精神を宿す上品で均整の取れた味わい
シャトー・デュアール・ミロン・ロートシルトは、ポイヤック特有の骨格とラフィットゆずりの優雅さを両立した味わいが特徴。
香りには黒スグリや杉、タバコのニュアンス、ミネラル感が繊細に調和し、しっかりとしたタンニンと長い余韻が印象的です。
重厚でありながらもエレガントさを失わず、熟成によって更に滑らかな質感と深みを増していきます。ロートシルト家が誇るクラシック・ポイヤックの典型として世界中のワイン愛好家から高い信頼を集めています。












































