アントワーヌ ジョバール ピュリニー モンラッシェ ル トレザン ブラン 2020 750ml

アントワーヌ・ジョバールは、1978年生まれのアントワーヌ氏が切り盛りするドメーヌです。
比較的若いうちから楽しめるものが多いムルソーの中でも、父フランソワ・ジョバールのワインは長期熟成なワインとして定評がありましたが、息子アントワーヌの時代に入ると、長期熟成という父のポリシーを尊重しながらも果実味を充実させ、瓶詰めからほどなくしても味わいやすいタイプへと進化しています。
ラベル上のドメーヌ名は2002年にフランソワ・エ・アントワーヌ・ジョバール、そして2007年以降はアントワーヌ・ジョバールへと変わりました。

全部で6haのブドウ畑を所有し、ムルソーが2クリマ（アン・ラ・バール、ティエ）、ムルソー1級が4クリマ（ブラニー、ポリュゾ、シャルム、ジュヌヴリエール）、それに村名ピュリニー・モンラッシェ・トレザンと、高水準なラインナップを誇っています。

認証は得ていないものの、除草剤や殺虫剤など化学合成された物質は一切使用しないビオロジックを行っています。
控えめにバトナージュを行い、樽熟期間は18ヶ月。年によっては2年近く寝かせる場合もあります。

開くのに何年もかかったフランソワ時代と比べればはるかに寛容になったとはいえ、アントワーヌ・ジョバールのムルソーはミネラルを基調とした緊張感をつねに伴っています。
丹念に時間をかけ造られるワインは若いうちは強烈なミネラルとストラクチャーを持ってはいるものの、熟成を重ねると驚くほど柔らかな味わいへと変化していきます。

白ワインにエレガンスを求める通人にこそお薦めしたい造り手です。

柑橘系果実などの芳しい香り
ミネラル、酸、果実味のバランスが良い
アフターを引き締める溌剌とした酸を持つ白
ANTOINE JOBARD
PULIGNY-MONTRACHET
LE TREZIN
アントワーヌ ジョバール
ピュリニー モンラッシェ ル トレザン

柑橘系果実などの芳しい香り
ミネラル、酸、果実味のバランスが良い
アフターを引き締める溌剌とした酸を持つ白
ANTOINE JOBARD
PULIGNY-MONTRACHET
LE TREZIN
アントワーヌ ジョバール
ピュリニー モンラッシェ ル トレザン

ドメーヌがムルソー以外に唯一所有するピュリニィ・モンラッシェの畑トレザンは、1級畑スー・ル・ピュイとガレンヌに隣接する好立地に位置しています。

柑橘類やグラニースミス、柚子などの芳しい香りが広がり、石のようなミネラルのニュアンスも感じられます。
ミネラル、酸、果実味のバランスが良く、心地良く溌剌とした酸がアフターを引き締めます。