アドリアーノ・グロソリ社は、1891年に前身となる食品専門会社を設立しました。
創業当時から「モデナ産」であるということにこだわっていましたが、よりモデナ産の商品に特化するという理念のもと、1974年にバルサミコ酢の専門製造会社となりました。
バルサミコ酢の原料にギリシャ産やスペイン産などを使用する生産者がいる中で、アドリアーノ・グロソリ社はバルサミコ酢の原料となるワインビネガー、凝縮モスト、モストコットを全てモデナ産のブドウから造っています。
また、ワインビネガーの原料にもモデナの高品質なワインを使用しているという徹底ぶりで、まさに「純モデナ産」と呼べるバルサミコを造り出しているメーカーです。
先進の製造技術を取入れながらも、昔ながらの伝統的な製法を活かしたバルサミコ造りを行っており、国内はもちろんヨーロッパを中心に、国外輸出にも力を入れて取り組んでいます。

徹底したトレーサビリティと品質管理
徹底したトレーサビリティと品質管理アドリアーノ・グロソリ社の最終製品には、ロットNo.が印字されており、そのロットNo.からはどのタンクでブレンドされたか、熟成開始日・終了日、どのロット原料か、原料の量、入荷日までトレースが可能となっています。
熟成期間中は15日ごとに中身を化学的・官能分析を行っており、最終製品だけでなく原料となるワインビネガーとモストも化学的分析と官能検査を行い品質管理をしています。
また、ボトリングされ出荷準備している製品も定期的にチェックするなど品質管理には余念がありません。

「侯爵の酢」アチェート・バルサミコ
アチェート・バルサミコは、アチェート・ディ・ドゥーカ（侯爵の酢）とも呼ばれ、世界中の酢の中で最も気品があると形容されています。 艶やかな暗褐色の液体からは深いアロマと濃厚な味わいが広がり、料理をたちどころに深みのある味わいへと変貌させる「旨みのエッセンス」です。 その生産地や製造方法はイタリアの法律で厳格に定められています。その基準を満たしたもののみがI.G.P.認証を受けた、アチェート･バルサミコ・ディ・モデナI.G.P.となります。

グロソリ社のシンボル「フランチェスコ1世」
グロソリ社のシンボルとなっているエステ家のフランチェスコ1世の肖像画（写真左）。彼は17世紀中ごろモデナ公国を治めていました。
18世紀中ごろに、エステ家の文書に初めて「バルサミコ」という表現が見つかりました。それ以前からバルサミコに似たものの記述は見つかっていたものの、これが歴史上初めてバルサミコという言葉が確認できる記録です。
そして18世紀末にはこのエステ公爵家からアチェート・バルサミコがオーストリア皇帝の戴冠式に贈り物として送られており、この頃にはまさしく最高級の贈り物であったことがわかります。
現在バルサミコ酢が「侯爵の酢」と表現される由縁も、このモデナ公爵エステ家にちなんでいるのです。

バルサミコを煮詰めてつくる
甘くまろやかな風味のバルサミコ・クリーム
幅広い料理に使える便利なソース
ADRIANO GROSOLI
BALSAMICO CREAM
アドリアーノ グロソリ バルサミコ クリーム

バルサミコを煮詰めてつくる
甘くまろやかな風味のバルサミコ・クリーム
幅広い料理に使える便利なソース
ADRIANO GROSOLI
BALSAMICO CREAM
アドリアーノ グロソリ バルサミコ クリーム

アドリアーノ・グロソリ社は、1891年に前身の食品専門会社を設立。
その後1974年にバルサミコ酢の専門会社となりました。
先進の製造技術を取り込みながらも、昔ながらの伝統的な製法を活かしたバルサミコ造りを行っています。

バルサミコを煮詰める手間を省いた便利なバルサミコクリームです。
バルサミコを煮詰めたときの甘さと、バルサミコ本来の程良い酸味、香り高くまろやかな風味は食欲をそそります。

肉、魚料理のソースとして、サラダに合わせてドレッシングとして、チーズやアイスクリーム、フルーツと一緒に、など幅広くお使い頂ける1本です。