高品質なワイン造りを目指す1990年創設の新鋭ワイナリー
前身は昭和23年、長野県塩尻市で創業した「太田葡萄酒」です。まだ冷蔵庫もない時代に、すべて手作業で葡萄を搾り、ワインを仕込んでいました。
やがて時代は変わり、より高品質なワインを造るために新たに醸造用ぶどう品種を栽培し、より本格的なワイン醸造を、という夢を実現させる新天地を求め、1990年かねてからの葡萄の適産地、山形県高畠町にワイナリーを設立しました。
現在は、最新の醸造設備と本格的な栽培によって実ったぶどうを用い、高品質なワインを追求しています。
- 高畠でしか醸せないワイン。
世界を知るエノログ川邊久之氏
「エノログ」とは、ワイン醸造技術管理士のことを指します。醸造技術だけでなく、葡萄の栽培、ワインの流通を熟知し、品質管理を担うもので、欧州では国家資格とされています。
2009年より川邊久之氏による新体制の下、製造部門を中心に強化を図りました。同氏はカリフォルニアナパバレーで15年以上もワイン造りに携わり、ワインセミナーや醸造コンサルティングなど活躍をしておりました。
現在高畠ワインでは、世界基準とも言える欧米スタイルのワイン醸造をベースに年々改良を重ね、ワイン醸造・ぶどう栽培ともに技術革新に注力しています。
- ぶどう栽培に最適な地
「高畠」が生む高品質な原料
高畠町では稲作を始め、多くの農産物の栽培が盛んに行われています。フルーツ王国とも呼ばれるその土地は、「まほろばの里」とも呼ばれ、「古くから人々が住む実り豊かな豊穣の地」という意味を持ちます。
高畠町は北緯38度、前述のナパバレーやギリシャ等、世界的なワイン産地と同緯度に位置し、日本国内でも希有なぶどうの適産地です。
夏場は非常に暑く、日照時間も長いことが特徴ですが、一方で朝晩は気温が冷え込み、昼夜の気温差が大きく、その温度差が果実の健全な成熟に不可欠とされています。
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日本ワインコンクール2019
金賞&コストパフォーマンス賞受賞(VT2018)
ブドウをしっかりと感じられる赤ワイン
TAKAHATA WINERY
Rustique MUSCAT BAILEY A
高畠
ラスティック
マスカット ベーリーA
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日本ワインコンクール2019
金賞&コストパフォーマンス賞受賞(VT2018)
ブドウをしっかりと感じられる赤ワイン
TAKAHATA WINERY
Rustique MUSCAT BAILEY A
高畠
ラスティック
マスカット ベーリーA
高畠町契約農家で、露地・棚栽培により育てられた高熟度ブドウで造る赤ワイン、高畠ラスティック・マスカット・ベーリーA。
「ラスティック=素朴」なという意味。
シリーズ名の通り、高畠町を代表する品種を世界基準の醸造法で表現した素朴で「ブドウ」をしっかりと感じられる味わいに仕上がっています。
特徴的な赤い果実のニュアンス、オーク樽由来の心地よいトースト香と柔らかなタンニン。
穏やかな酸と高熟度マスカット・ベーリーAならではの芳醇な果実の旨味と上品な余韻が印象的です。
■日本ワインコンクール2019
/金賞&コストパフォーマンス賞受賞
(VT2018)