フランス語で「小修道院」という意味のプリュレと、以前オーナーであったアレクセス・リシーヌ氏の苗字を取って名付けられた格付け4級シャトー・プリュレ・リシーヌ。
12世紀にヴェルタイユ修道院の僧侶たちによって興されたカントナック小修道院で、修道院のミサ用に細々と造られていたワインが評判となり、市場に出回り人気を博すようになったエピソードが残されています。

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1951年にワインの権威で評論家であったアレクシス・リシーヌ氏がシャトーを購入し、わずか4haにまで減少していた畑とシャトーの改革に着手します。
畑を買い足し新しいテロワールに作り変え、設備を一新、建物も再建を図るなどシャトーへ多大な投資を行い品質の向上に貢献しました。
その後1999年にシャトーはバランド・グループの所有となり新たな転機を迎えます。
世界を代表する名醸造家の1人、ステファン・デュルノンクール氏をコンサルタントとして招聘し、畑と醸造の更なる改良を実践。
ワインの質の向上と最良の土壌を保つよう、今なお絶えず研究が続けられ、チームは前進を続けています。

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格付け第4級
デキャンター92点獲得(VT2021)
凝縮度の高いリッチな味わいながら
しなやかさを兼ね備える赤ワイン
Chateau Prieure Lichine
シャトー プリュレ リシーヌ
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格付け第4級
デキャンター92点獲得(VT2021)
凝縮度の高いリッチな味わいながら
しなやかさを兼ね備える赤ワイン
Chateau Prieure Lichine
シャトー プリュレ リシーヌ
シャトー・プリュレ・リシーヌは、ワインの権威で評論家であった故アレクシス・リシーヌ氏が情熱を注ぎ育て上げ、飛躍を遂げた格付け4級シャトーです。
砂礫土壌で構成された畑から樹齢平均30年のブドウを収穫。
厳格に選果した後、除梗・破砕を行いステンレスタンクとコンクリートタンクで25~30日間の発酵とマセラシオンを実施します。
その後、オーク樽(新樽50%)を使用して澱と共に約18ヶ月の樽熟成を経て瓶詰されます。
凝縮度の高いリッチな味わいながらも、しなやかかつ穏やかなスタイルを兼ね備える優れたワインです。

深みのあるガーネット色。
ブラックチェリーやブルーベリーの黒系果実の香りに、チョコレート、桑の実、スパイスを伴うオークのニュアンスが漂う複雑なアロマが広がります。
凝縮した生き生きとした果実味にジューシーなタンニンが溶け込んだ厚みのある味わいで、まさに古典的なマルゴーを表現しています。

■デキャンター/92点獲得(VT2021)
■ジェームズ・サックリング/91点獲得(VT2021)