シャトー・ペデスクローは、1825年ウルバン・ピエール・ペデスクロー氏が、シャトー・グラン・ピュイ・ラコストの畑の一部と、格付け一級であるシャトー・ムートン・ロスチャイルドの畑の一部を取得して創設。メドック格付け五級のシャトーです。
現在は4つの畑を所有しており、シャトー・ムートン・ロスチャイルド、シャトー・ポンテ・カネ、シャトー・ランシュ・バージュに近い区画など、どれもポイヤックの著名なシャトーに近い絶好の立地で、この優れたテロワールを生かしたワイン造りを行っています。
1950年にルシアン・ジュグラ氏がワイナリーの改善に着手し、徐々にその品質は向上。
そして、1996年からはベルナール・ジュグラ氏に代が替わり、更なる改革を行っています。
現在はメドック格付3級、シャトー・ディッサンの復活の立役者、エマニュエル・クルーズ氏が代表としてワイン造りに関わっており、今後の活躍が期待されています。

- ロバート・パーカーは以前、「凡庸」「影の薄いシャトー」と酷評していましたが、近年では、軒並み90点台に近い点数を付けており、著名なワイン評論家であるペッパーコーン氏は、「堅実で尊敬できるポイヤックを造ることで定評がある」と評価しています。

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格付け第5級
J.サックリング94点(VT2021)
綺麗な酸と引き締まったタンニンが
感じられるクラシックなスタイル
CHATEAU PEDESCLAUX
シャトー ぺデスクロー
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格付け第5級
J.サックリング94点(VT2021)
綺麗な酸と引き締まったタンニンが
感じられるクラシックなスタイル
CHATEAU PEDESCLAUX
シャトー ぺデスクロー
格付け1級ムートン・ロートシルトを始め、ポンテ・カネやランシュ・バージュなど名立たるシャトーに近い恵まれた地でワインを造る、格付5級シャトー・ペデスクロー。
醸造設備はグラヴィティーシステムを導入しており、機械を使わずに重力で液体を移動させる事で、果汁やワインにかかるストレスを抑えたワイン造りを実践しています。
ブドウを収穫後、低温マセラシオンを行い、発酵・熟成されます。
透き通るような酸味と引き締まったタンニンが感じられる、クラシックなスタイルが魅力です。

美しいルビーレッドの色調。
カシスとブルーベリーの豊かな香りに、牡丹、バラ、スミレ、濃厚なチョコレートを思わせる美しく表現力豊かなアロマが広がります。
完熟した果実味に噛み応えのあるタンニンとまろやかなテクスチャーを備えた上質な味わいを楽しめます。

■ジェームズ・サックリング/94点獲得(VT2021)
■デキャンター/92点獲得(VT2021)