ボー リヴァージュ シュナン ブラン クラークスバーグ カリフォルニア 2019 750ml 白ワイン アメリカ

ボー・リヴァージュは、カリフォルニア州のクラークスバーグにあるワイナリーです。ボー・リヴァージュが目指しているのは、有機農法で育てた果実と職人技の醸造技術を掛け合わせて、クラシックなバランスを保つ手頃な価格のワインを造ること。しっかりとした風味と中程度のアルコールを持ち、かつ責任を持って栽培された価値のあるブドウを求めていたら、カリフォルニア州クラークスバーグのシュナン・ブランにたどり着いたのです。

クラークスバーグは、アメリカ・カリフォルニア州のヨーロー郡、サクラメント郡、ソラノ郡にまたがる広大なワイン生産地です。有機栽培かつ古木のブドウ畑が広がっています。内陸に位置するにもかかわらず、冷涼な海風の影響でナパ・ヴァレーの多くの地域よりも涼しい地域です。
ゴールドラッシュ時の鉱山から出た何百トンという土石が海に向かって流れ出たミネラル分の多い堆積土壌とシュナン・ブランの相性が良いことから、1960年代初頭からブドウの植樹が盛んになりました。

ワインメーカーを務めるウィリアム・ケリーは、オックスフォード大学で歴史博士号を取得したのち、ブルゴーニュやカリフォルニアでブドウの収穫を手伝いながら、デキャンター・マガジン誌に寄稿していました。現在はワイン・アドヴォケート誌でブルゴーニュとシャンパーニュの評価を担当している敏腕ジャーナリストです。
彼が造るワインはジャーナリストという仕事柄、ブルゴーニュの生産者からも大きく影響を受けており、特にコート・ド・ボーヌの有名ドメーヌのコシュ・デュリやアルノ・アントなどから影響を受けています。カリフォルニアでは、カリン・セラーズのテリー・レイトンがボー・リヴァージュのワインのスタイルと造り方の原点になっていると言えます。

柑橘油や蜜蝋の香り
デリケートな舌触りで深い味わい
塩味と酸を感じる長い余韻
Beau Rivage
CHENIN BLANC
Clarksburg California
ボー リヴァージュ
シュナン ブラン クラークスバーグ カリフォルニア

柑橘油や蜜蝋の香り
デリケートな舌触りで深い味わい
塩味と酸を感じる長い余韻
Beau Rivage
CHENIN BLANC
Clarksburg California
ボー リヴァージュ
シュナン ブラン クラークスバーグ カリフォルニア

このワインは、ミネラル分が豊富な堆積土壌のカリフォルニアのクラークスバーグで有機栽培された果実を使って造られました。ブドウの新鮮さを保つため、収穫は朝早くに手摘みで行われます。丁寧に選果したのち、果皮の熟度が高い日当たりのいい場所のブドウは破砕してから圧搾し、日陰のブドウは全房圧搾。固形物を取り除くためにしばらく置き、旧樽のバレルやドゥミ・ミュイ（500～600Lの樽）、またはステンレスタンクで発酵させ、その後バトナージュは最低限の回数しか行わずに澱と共に熟成させます。

新鮮な果樹園の果物、西洋スグリ、柑橘油や蜜蝋の香り。ミディアム・ボディではっきりしていてシャープな印象があります。舌触りはデリケートでミッドパレットには深みがあり、長い余韻には塩味と酸を感じます。