2001年、4代目で現在のオーナー、アルフレド・カンデラ氏によりバラオンダ社が設立されました。地ブドウ、モナストレルの魅力を開花させること、最高の選果、最高の醸造と設備による“クオリティワイン”を造ることがバラオンダの使命です。代々受け継がれたワイン造りへの情熱は、バラオンダという形で新たな時代を迎えました。
これは一家にとって大きな転換であり、それゆえに多大なリスクを背負うことを意味します。しかし、地ブドウとクオリティワインへの情熱、そして家族に支えられ、カンデラ家の若い世代の新たな挑戦が始まりました。

- 地元品種に賭けた情熱家
オーナー アルフレド・カンデラ氏
アルフレドが実家のワイナリーでワイン造りを始めた1994年当時、モナストレル種という品種はスペインでは全く知名度がなく、補助品種の一つとして大手生産者のワインに色やボディを足すために使われていました。アルフレドはこの状況を嘆き、そして考えます。
それから6年後、実家での経験を積んだ彼は、兄に「モナストレル主体で自社元詰めのクオリティワインを造ろう!」と提案しました。これが兄弟で立ち上げた新しいプロジェクト、品質ワインをポリシーとする「バラオンダ」誕生の動機です。

- バラオンダが考えるモナストレル
アルフレド氏はモナストレルを「熟れた果実味。味わいに力強さがあり、ボディがありながらもタンニンが熟しているので優しい甘みを感じる。それが人々に飲みやすいと感じさせている。」と表現します。だからこそ「モナストレル主体でブドウの果実味を感じてもらうこと。樽熟成によって複雑味を与えるにしても、決して樽感が主張したワインにならないようにすること」を目指すのです。
醸造テクニックでもっとタニックなワインに仕上げることもできますが、柔らかいタンニンが良いと信じています。

- オーガニックへの取り組み
バラオンダでは可能な限り農薬を使わない環境に配慮した農法を目指しており、畑の90%で有機栽培に取り組んでいます。自社畑においては農薬を一切使っておらず、認証無しのワインも申請すれば認証取得可能な状態にありますが、書類や煩雑な手続きは農家の方々と相性が悪いため取得はしていません。
非常に乾燥しており病気にかかりにくい気候のため、自然栽培に取り組みやすい地域である上に、長年バイオテクノロジーを活用して畑の手入れを行っています。






































