英国南部に位置するサセックス州に居を構える“ラスフィニー・エステート”は、2010年にマーク＆サラ・ドライバー夫妻によって設立されました。長年熱烈なワイン愛好家であった夫妻が探し求め辿り着いたのが、シャンパーニュと同じチョーク土壌と冷涼気候を持つ“ラスフィニー”でした。
チョーク土壌に火打石が混じるという英国南部特有の「超ミネラル土壌」と、南イングランドの豊かな日照、そして海風による寒暖差という最高品質の葡萄栽培に最適なテロワールで、徹底したナチュラル農法を実践しています。
醸造スペックもシャンパーニュ三ツ星生産者と比肩する程の圧倒的なこだわりを持ち、上質な葡萄本来の個性とエネルギーを引き出した泡づくりを行っています。

ドライバー夫妻の情熱的な努力により、初ヴィンテージリリースの2010年から僅か10年で、ラスフィニーは数々の星付き英国名門店のリストに欠かせない存在とりました。
2023年秋に日本新発売のお披露目が行われた際も大変高い評価を受け、日本で最も権威ある評論家からも「シャンパーニュと見分けるのが難しい、10年来の発見」と絶賛されました。
この価格で並大抵のトップシャンパーニュを超える品質をもつ、まさに今、最も注目される英国ワインの１つです。

シャンパーニュと同じ土壌と冷涼気候を持つ別格テロワールが生む“珠玉のミネラル＆エレガンスの泡”

ラスフィニーが居を構えるのは、ドーバー海峡に程近い英国南部サセックス州です。英国南部の一部にはシャンパーニュと同じ白亜紀チョーク土壌が存在し、ラスフィニーはまさにその土壌の地のみに畑を持っています。また、英国南部はチョーク土壌に加えて、シャブリ等と同様の火打石が混ざる特徴的な土壌を持ち、この「チョーク×火打石の超ミネラル土壌」こそが、大多数のシャンパーニュを越える凛とした骨格と長い余韻をもたらすのです。
英国サセックス州南部はシャンパーニュよりも冷涼な気候を持つ一方で「シャンパーニュを凌ぐ日照時間」を誇っています。ラスフィニーは南向き斜面のみに畑を持ち、ドーバー海からわずか5kmに位置し冷涼な海風による寒暖差にも恵まれるため、糖度と酸度が高い次元でバランスされた泡を生む卓越した葡萄が育まれています。
「チョーク×火打石のミネラル土壌」×「昼夜の寒暖差」×「豊かな日照」という類まれなるテロワールが“芯のあるミネラル”と“エレガントな酸”を宿す珠玉の泡の源泉なのです。

シャンパーニュの三ツ星生産者を凌ぐほどの、徹底したナチュラル栽培と厳格な醸造スペック。全てを単一ヴィンテージでリリースする自信の一本

ラスフィニーでは土地の個性を最大限に引き出すため、徹底した小区画管理を行います。区画ごとに適した品種を厳選し、収穫も区画ごとに手作業で行われる他、肥料は一切使用せず羊の放牧による除草を行ったりと、徹底したナチュラルな栽培を実践しています。結果、収量はわずか6-8t/ha（一般的なシャンパーニュの収量：15-20t/ha)、三ツ星シャンパーニュの収量8-10t/haを凌ぐ低収量となり、各要素が凝縮した滋味豊かな最高品質の葡萄が生み出されています。
冷涼な地においても毎年葡萄を完熟させられることから、自信の証ゆえに毎年「単一ヴィンテージ」のワインとして醸造されます。
トップシャンパーニュ10社でしか導入されていない最高級プレスのグラビティフロー式醸造施設で、まずは最高品質のワインとして醸造・発酵を行い、8-10カ月の熟成期間を経たのち（一般的なシャンパーニュでは3-5カ月）、瓶内熟成期間30カ月以上という厳格なスペックを持った泡造りを行っています。ワインとしての品質が非常に高く、味を調えるための最低限のみの補糖しか行われません。（ドザージュ5g/L以下、一般的なシャンパーニュBrutのドザージュが12g/L）

日本のトップジャーナリストが「10年来の発見」と絶賛。海由来の繊細な塩味が最高の美食を引き立てる、数々の英国名門レストラン・ホテル御用達

2023年10月にラスフィニーが日本で初お披露目をされた際は、三ツ星シャンパーニュを多数含めたブラインド比較試飲が行われました。多くのワイン関係プロフェッショナルが参加したなかで、日本のトップソムリエが最も信頼を寄せる権威ある評論家が「シャンパーニュと見分けるのが難しい、10年来の発見」と絶賛するほどの高い評価を得ました。
ラスフィニーの“美しい酸”と“海風による繊細な塩味”を持つ味わいは、最上の美食のシーンに欠かせない「ガストロノミックワイン」として、名門鮨店等の和食店を含む多くのトップレストランのソムリエから大変注目されています。
本国・英国でも大変高い評価を受けており、ワイナリー創業僅か10年で、「ザ・リッツ」「サヴォイ」「ハロッズ」といった、ロイヤルワラントホルダーのレストランやホテルを筆頭に三ツ星を含む数々の名店のリストに欠かせない存在となっています。