九州北方の玄界灘に浮かぶ南北17km、東西14kmの小さな島、壱岐。
どこまでも透き通る青い海となだらかな地形を覆う豊かな緑。そして、おおらかな自然に育まれた壱岐牛や、ウニ、イカなどの新鮮な海の幸といった美味。小さな島にあふれる多彩な魅力が「夢の島」と呼ばれるゆえんです。
1899年の酒税法施行以降、壱岐には55軒の焼酎の蔵元が誕生しました。その後、統廃合を繰り返し、現在では7軒が焼酎づくりに切磋琢磨しています。
島の中央部、小高い丘の上に建つ壱岐の蔵酒造はその一軒。1984年に6つの酒蔵が集まり、壱岐焼酎協業組合を創設。
2010年にはさらなる飛躍と壱岐焼酎の発展を願って、社名を「壱岐の蔵酒造」へと変更しました。
- 室町時代から安土桃山時代(16世紀)にかけて大陸から壱岐の地へと蒸留技術が伝わり、江戸時代(17世紀)に既に造られていた麦を蒸留した自家製の焼酎と米麹を融合させたものが、壱岐の麦焼酎の原型です。
1995年には、500年の歴史に磨かれた伝統的な製法が認められ、WTO(世界貿易機関)のトリプス協定によって「地理的表示」の産地指定に壱岐焼酎が認定されました。
同じ原料や製法であっても、壱岐で造られたものでなければ「壱岐焼酎」と名乗ることは出来ません。
世界的に見ても産地指定を受けた酒は数少なく、ウィスキーはスコッチ、バーボン。ブランデーはコニャック。ワインはボルドー、シャンパーニュなど。壱岐焼酎は世界に認められた、日本を代表する蒸留酒です。
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シェリー酒の古樽を使用し長期熟成
濃厚な旨味とシェリー香が口の中で
シンクロする琥珀色の焼酎原酒
二千年の夢 四拾弐度
麦焼酎
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シェリー酒の古樽を使用し長期熟成
濃厚な旨味とシェリー香が口の中で
シンクロする琥珀色の焼酎原酒
二千年の夢 四拾弐度
麦焼酎
二千年の夢・四拾弐度は、スペインから取り寄せたシェリー酒の古樽を使用して3年以上長期熟成させた焼酎原酒です。
琥珀酒の焼酎の原酒で、高いアルコール度数ならではのトロッとした口当たり、古樽熟成に由来するフルーティーな甘みが楽しめます。
心地よい凝縮感のあるフルーティーで芳醇な香りが漂い、原酒ならではの濃厚な米麹の旨みとシェリー香が口の中で心地良くシンクロします。
天ぷらや唐揚げなどの揚げ物料理との相性が良い麦焼酎です。