ハイランド・パーク蒸溜所はスコットランド北部のオークニー諸島、メインラン島にあります。
ハイランド・パークはフロアモルティングという手間のかかる手法で製麦を行っている数少ない蒸溜所のひとつです。
このモルティング手法は水分を含んだ大麦をコンクリートの床に広げ、およそ4時間おきに職人が木製のスコップを振るい均一の発芽を促すよう攪拌するものです。
麦芽の製造を外部工場に委託する蒸溜所が増えるなか、ハイランドパークでは、この伝統的なフロアモルティングにこだわり続け、現在でも約20%の麦芽を自社生産しています。

- またハイランドパークの個性を担う重要な鍵となっているのが、メインランド島でしか採掘できない貴重なピートです。
この独自のピートは、スモーキー、ピーティで有名なアイラ島のピートに比べて、遙かにもろく、まだ若い印象を受けますが、「ハイランドパーク」に他とは一線を画す独特な個性を生み出しています。

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シェリー樽が醸し出す複雑な味わい
スモーキーで強いピート香が特徴
HIGHLAND PARK
AGED 18 YEARS
ハイランドパーク 18年
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シェリー樽が醸し出す複雑な味わい
スモーキーで強いピート香が特徴
HIGHLAND PARK
AGED 18 YEARS
ハイランドパーク 18年
味わいや風味のもとは、一部ではありますが、フロアモルティングが行われていて、蒸留所独自の若いピートを使って焚かれたヘザー風味が強く印象付けてくれているからだとも言われています。

シェリー樽が醸し出す複雑な味わい。
ピート香の強さ、スモーキーなフレーバーが特徴。
ヘザーと蜂蜜の特徴が感じられ、スモーキーで、フレーバーのまろやかさと充実感があり、長いフィニッシュ。