裏通りのドンダバダは、ベルギー発祥のビアスタイル「ベルジャン・ゴールデン・エール」をモダンに再構築した「フリースタイル・ベルジャン・ゴールデン・エール」というスタイルのクラフトビール。若手ブルワーが、既存のビアスタイルや概念・製法にとらわれすぎず、自分達が心から飲みたい味わいを追求してたどり着いたビールです。
ベルジャン・ゴールデン・エールはホップ香をほとんど感じないビアスタイルですが、「裏通りのドンダバダ」はワインのシャルドネのような果実を思わせる爽やかな香りが特長。高温発酵やドライホップのタイミング、糖類の添加により、ドライで軽快な飲み口ながらも、アルコール度数6.0％で飲みごたえもしっかりと感じられるクラフトビールです。

通常のエールビールの発酵温度が20～23℃のところ、「裏通りのドンダバダ」では最大26℃の温度帯で発酵することにより、シャルドネのような爽やかな香りが生まれます。さらに、バナナやリンゴを思わせるエステル香を放つベルジャン酵母の添加量を増やすことで、爽やかな香りになり、味わいがドライになります。

「裏通りのドンダバダ」は伝統的な製法にインスピレーションを受け、発酵段階でブドウ糖を添加。発酵に必要な糖分をブドウ糖で補うことができるので、少ない麦芽の量で発酵することができ、麦芽由来のボディ感が軽減され味わいをドライにすることができるのです。

個性的なネーミングとパッケージデザインは、製品コンセプトの「自分の好きに夢中で生きる」から発想されました。
「裏通りのドンダバダ」の「裏通り」は、こだわりのある大人が集まる場所をイメージ、「ドンダバダ」は、自由に表現する即興演奏が特徴の「ジャズ」のスキャットを組み合わせました。「ドンダバダ」はそんな裏通りでルチャ・リブレ（メキシコのプロレス）に夢中になっているキャラクターです。

ヤッホーブルーイングは、「自分の好きに夢中で生きる」一歩を踏み出す勇気と、自分の「好き」に夢中で生きることの面白さを、「裏通りのドンダバダ」を通じて伝えていきたいと考えています。